June 14, 2008 22:47
岩瀬、プロ初のサヨナラ被弾! 中日、またも一発依存症発症で3連敗!
◆E−G◆
地震により中止。
◆Bs4−3D◆
何を血迷ったのか、落合監督は井端を6番に落として、アライバコンビを分断。ただでさえ繋がりに欠ける打線がこんなテコ入れで好転する筈もなく、初回一死一塁,2回二死一、二塁のチャンスもモノに出来ない体たらく。すると3回、一死から井端に代わって2番に入った藤井が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに2号ソロを叩き込み、1点を先制。しかし、その裏、ここまでパーフェクトの立ち上がりを見せていた人斬り抜刀斎が後藤に4号ソロを被弾し、追い付かれると、続く4回にはローズに17号ソロを叩き込まれて、勝ち越し点を献上。4,5回も残塁を築くばかりの中日は6回、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにT.ウッズ,ベンちゃんと連続アーチを叩き込み、逆転に成功。1点差の儘、迎えた土壇場9回、中日は守護神・岩瀬を投入し、逃げ切りを図るも、いきなり先頭の代打・下山に痛打されると、続くカブレラにレフトスタンドへ11号2ランを叩き込まれ、悪夢のサヨナラ負けとなった。
両軍合わせて、全得点がホームラン。しかも6本中5本がソロと言う効率の悪い大味な試合であった。巨人紛いのプチ金満補強でロートル大砲を掻き集めた偽バファローズがこういう野球になるのは仕方のない事だが、中日の様なチームがこんな一発が出ないと如何ともしがたい試合ばかりやっていていいものか…。岩瀬はプロ入り初のサヨナラ被弾との事だが、こんな攻撃されちゃやる気も失せるってモンだ。で、結局、何で井端は6番に下げられたのかね?
◆H3−1YB◆
水島の呪いに苛まれている金城の怒りの先頭打者アーチで先制した横浜だが、以降、杉内の前に沈黙し、一向に追加点を奪えない。この日は立ち上がりから栄養費パワーが発動した那須野は5回まで2安打無失点の好投を展開。しかし、6回、先頭の中西にセンター前に弾き返されると、的山のバントを処理して一塁へ悪送球。一死後、川崎を歩かせて満塁とすると、松中には2点タイムリー二塁打を浴び、逆転を許した所であえなくKO。更に、代わった小山田も小久保にタイムリーを浴び、この回、3失点。2点のリードを貰った杉内は以降も危なげのない投球で横浜打線を翻弄し、完投で6勝目を飾った。
いきなりの金城の一発で水島の呪いを打ち破ったかに思われたが、そうは問屋が卸さなかった。那須野の栄養費パワーごときでは水島の呪いに最後まで抗い続けるのは無理だった様だ。一方、杉内はここ6試合で5完投と素晴らしい安定感。ワンチャンスに松中,小久保の連続タイムリーと打つべき人が打って3連勝となったソフトバンクは交流戦首位タイに浮上した。
◆L1−8C◆
案の定、逆転を呼び込むタイムリーの求道者・前田をないがしろにし、逆転弾を放った嶋を重視したブラウン監督はまたも求道者・前田をベンチに幽閉。事態を重く見た先発・高橋は初回一死一、二塁からブラゼルに死球を食らわせる大ピンチを作った所で首に違和感を訴えたと言う建て前でマウンドを降り、理不尽な選手起用のブラウン監督に暗に猛抗議。しかし、ここで緊急登板となった長谷川が空気を読まずにG.G.佐藤,中村と連続三振に斬って取り、ピンチを切り抜けてしまう。すると、前回に続いて故意の自滅が何も報われなかった高橋の無念を晴らすべく、広島打線が爆発。2回に倉のタイムリー二塁打で先制すると、続く3回には嶋が2点タイムリー二塁打。更に、4回には5安打を集中し、3点を追加。9回にも一死満塁から倉のタイムリー二塁打でダメ押し。KYな投球で高橋の目論見を粉砕してしまった長谷川は以降、7回まで無失点の快投を展開。8回に1点を失い、降板したものの、3勝目をマークした。
高橋の確変期間は最早、完全に終わってしまったのか。首の違和感とやらの具合も気になる所。緊急登板の長谷川がよく投げ、打線も繋がっての完勝…に見えるのだが、求道者・前田フル欠場でのこの結果はブラウン暗黒采配を助長させる事になるのは言うまでもない。求道者・前田を下げて起用した嶋が3安打2打点と活躍してしまったのも、拍車をかけそうで心配だ。
◆F2−1S◆
日本ハム先発・スウィーニーは5回までノーヒットの快投を展開。しかし、6回、先頭の宮本に初安打を許すと、二死二塁となった所でユウイチにタイムリーを浴び、先制点を献上。ヤクルト先発・川島亮の前に6回まで1安打と沈黙していた日本ハムだが、7回、代打・稲田,田中,稲葉の3連打で同点。なおも無死一、二塁のチャンスだったが、続くスレッジがファーストゴロゲッツーに倒れると、小谷野もファーストゴロに打ち取られ、勝ち越しならず。試合はその儘、延長にもつれ込んだ。迎えた10回裏、この回からマウンドに上がった守護神・林はいきなり3連打を浴びて、無死満塁の大ピンチ。ここから小田,工藤と代打攻勢を退けて、二死まで持ち込んだものの、紺田に対する3球目を川本が後逸。ボールが転々とする間に三塁走者・スレッジの生還を許して、サヨナラ負けを喫した。
投手戦と言うより、貧打線の印象が強かった試合だが、意外な形で決着。無死満塁と言う絶体絶命のピンチをあそこまで持っていきながら、パスボールで終わってしまっては、林も悔やんでも悔やみ切れまい。ヤクルトは立ち上がり制球に苦しんでいたスウィーニーを攻め切れなかったのが結果的に響いてしまった。
◆M10−6T◆
初回、新井のタイムリー二塁打等で2点を先制されたロッテだが、その裏、2四球でチャンスを作ると、サブロー,大松,里崎の3連続タイムリーであっさり逆転。更に、オーティズの犠飛の後、ベニー松山に3号2ランが飛び出し、この回大量6点。続く2回には、またもサブローがタイムリーを浴びせると、3回にはオーティズの5号ソロ,西岡の6号2ランと一発攻勢で10点目をあげ、試合を決定付けた。阪神は終盤4点を返す粘りを見せたものの、序盤の大量失点が大きく響いた。ロッテ先発・清水は6回4失点ながら、打線に援護に恵まれ、5月11日以来となる5勝目。
阪神はアッチソンが3回もたずに9失点KOと言う背信投球で今季3度目の連敗。打線は6点を取っているので責められないが、初回のチャンスにあと1,2点欲しかったと言えば欲しかったか。アポリー中尉,太陽はいずれも3回無失点の好リリーフを見せただけに、アッチソンの乱調は痛かった。清水は1ヶ月ぶりの勝利となったが、序盤にあれだけリードを貰ったら、ピシッと締めなければいかんだろう。
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