June 11, 2008 23:56
求道者・前田、悪夢のフル欠場で完封負け! 大竹、1失点完投も報われず!
◆F0−1G◆
日本ハム先発・ダルビッシュの前に巨人は5回まで僅かに1安打と沈黙。しかし、「(押切)もえちゃん、来ないかな。始球式くらいやってくれたらいいのに」などと梨田監督に茶化されて怒り心頭の巨人先発・野間口も走者を出しながら、あと一本を許さず、5回まで無失点の粘りの投球を展開。何とか野間口を援護したい巨人は6回、二死走者なしから寿司職人ラミレスがライトスタンドへ18号ソロを叩き込み、ついに待望の1点を先制。すると、その裏、若大将・原監督は何と無失点投球の野間口を引っ込め、山口にスイッチ。これに対して、日本ハムは先頭の田中がエラーで出ると二盗に成功。一死後、スレッジがヒットで繋ぎ一、三塁となった所で小谷野がスクイズを敢行。しかし、転がらず、ホームベース手前で跳ねてしまった打球はすぐさま阿部に抑えられ、突っ込んできた田中がタッチアウトとなった上、小谷野も一塁で刺される最悪のゲッツー。0−1の儘、迎えた土壇場9回、巨人守護神・クルーに対して、日本ハムは簡単に二死を取られ、三木も空振り三振に倒れて、ゲームセット…と思いきや、これが振り逃げとなった九死に一生を得ると、続く代打・小田がヒットを放ち、長打が出れば、一気に逆転サヨナラのチャンス。しかし、最後は糸井が空振り三振に倒れて、今度こそゲームセットとなった。
ダルビッシュは1失点完投ながら、味方打線の見殺しに遭い、寿司職人ラミレスの一発に泣いた。巨人は野間口の交代機にビックリ。左が3人続くと言う事で代えた様だが、寿司職人ラミレスの一発がなくても代えるつもりだったのか気になる所。いきなりピンチを背負い、継投策は失敗したかに思われたが、小谷野のヘッポコスクイズに救われた。フォースプレーでもないのにゲッツーって、ありゃ酷過ぎるよ。
◆H5−2D◆
ソフトバンクは初回二死一、二塁から柴原が先制タイムリー。1点を追う中日はその裏、中村紀,ピンキー井上と連打を浴びせるも、中村紀が牽制死。この後、デラロサもヒットで続いたものの、英智,小田と倒れて、無得点。3回には一死から四球で出た井端がガトームソンのボークで二進。二死後、ベンちゃんの内野安打で一、三塁とチャンスを広げたものの、中村紀がショートゴロに倒れて二者残塁。4回も先頭のピンキー井上がヒットで出るも、後続3人が倒れて、ピンキー井上は一塁に釘付け。無様な攻撃を繰り広げるばかりの味方打線に落胆の色を隠せない小笠原はその裏、一死から5連打で3点を失い、失意のKO。ソフトバンクは5回にも小久保の一発で5点目を追加。中日は6回一死一、二塁のチャンスを作り、ガトームソンをKO。代わった藤岡に対して、デラロサが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、レフトオーバーのタイムリー二塁打となり、二者生還。なおも一死二塁と追加点のチャンスだったが、後が続かず2点止まり。その後も7回無死一塁,8回二死一、二塁と悉くチャンスを逃す中日は9回もエラーと死球で無死一、二塁と言うタナボタのチャンスにもT.ウッズがセンターフライ,ベンちゃんはセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で万事休す。
1併殺11残塁と相変わらず、中日は怒濤の拙攻三昧。一発が出ず、先発が4回もたずにKOとあっては勝ちようがなかった。4〜7番で8安打も放っているのに、この繋がらなさ具合はどういう事か。逆に、ソフトバンクは打線が繋がり、効果的な一発でダメ押し。2度続けて中13日登板となったガトームソンも登板間隔の長さにもめげず、養毛剤パワーを発揮して、2連勝。まさか中13日が理想の間隔なんじゃあるまいな…。
◆M1−0C◆
求道者・前田幽閉策に拍車がかかるブラウン暗黒采配。左打者にはボールが見易いアンダースローの渡辺俊が相手であろうと、甘やかす事などなく、この日もベンチに幽閉。失意のどん底に叩き落とされた広島は先頭の赤松がヒットを打った以降は延々と凡打の山を築くばかり。最早、完封するしか勝機はないとばかりに大竹は立ち上がりにピンチを背負いながらも、粘りの投球で4回まで無失点で踏ん張っていたが、5回一死一、二塁のピンチに西岡にタイムリー二塁打を浴び、ついに先制点を献上。8回一死から小窪にようやくチーム2本目のヒットが飛び出したが、ブラウン監督は求道者・前田を代打に送る気配など微塵も見せず、結局、この回も無得点。9回も二死から栗原がヒットで望みを繋いだが、最後は本来ならば、求道者・前田が座る筈の5番DHで起用された嶋がショートゴロに打ち取られ、完封負けを喫した。
結局、求道者・前田はフル欠場。1−0なのだから、どこで代打起用しようとも意味はあった筈なのだが、何故、お呼びがかからないのか。そりゃ、勿論、嫌がらせをしているから…以外の理由が思い当たらないくらい、最後まで使わなかった理由が分からない。この試合展開で求道者・前田が出ないとあっては、渡辺俊もさぞや楽だった様で散発3安打の今季初完封。とにもかくにも可哀想なのが広島先発の大竹。1失点完投も指揮官の暗黒采配により、何一つ報われる事はなかった。
◆L4−6T◆
西武先発・石井一に対して、阪神は初回、二死一、二塁から今季2度目のスタメンに抜擢された高橋光が走者一掃の先制タイムリー二塁打。阪神先発・上園はその裏、無死満塁の大ピンチを背負うも、そこから三者連続三振に斬って取り、ピンチ脱出。直後の2回に、阪神はフォードに実に102打席ぶりとなる2号ソロが飛び出して、3点目。4回に中村の12号ソロで1点を返されるも、直後の5回、キュラソ星人の犠飛等で2点を追加。4点を追う西武はその裏、片岡のタイムリー,ブラゼルの犠飛で2点を返すと、7回にはボカチカの12号ソロで1点差。しかし、阪神は直後の8回、代打・悠久の若虎・桧山のタイムリー三塁打で貴重な1点を追加。最後は藤川が三者三振で締めて逃げ切った。
この日も先発の上園が5回であっさり降板し、6回から渡辺&JFKに繋ぐ必勝パターンで16三振を奪った阪神が6連勝。左の石井一対策として5番にスタメン起用された高橋光が見事に結果を出した。しかし。幾ら石井一が降板したからって、3回二死一、二塁でもうお役御免とは何だか可哀想な気がした。
◆E3−5S◆
ヤクルトは3回までに1盗塁死5残塁の拙攻で一向に先制点を奪えない。一方、楽天も初回に満塁のチャンスを逃すなど、攻めあぐねていたが、3回、高須,ショートの連続タイムリーで2点を先制。ヤクルトは4回に二死一、二塁、5回にも二死満塁のチャンスを逃すなど、ゼロ行進を続けていたが、6回、二死三塁から宮本の3号2ランで一気に同点。続く7回には一死からユウイチがヒットで出ると、代走・飯原がすかさず二盗。ここで田中がタイムリーを放って、勝ち越しに成功。粘る楽天は8回、川島慶の相次ぐエラーに乗じて、同点に追い付き、延長に持ち込んだ。迎えた10回、ヤクルトは2四球で二死一、二塁とした所で福地が走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、勝ち越しに成功。最後は守護神・林が3人で仕留めて、辛くも白星を収めた。
楽天が粘りきれずに黒星。9回無死一、二塁とサヨナラのチャンスで打ち上げてゲッツーを食らった鉄平のヘッポコバントが致命的でノムさんもぼやきが止まらない。ヤクルトは連続エラーで試合を長引かせた川島慶が汚名返上の四球で勝利を呼び込んだ。エラー後、川島慶は相当テンパっていたらしく、決勝打の福地に抱きつき、「男なのに気持ち悪い」などと言われてしまう始末だった。
◆Bs6−5YB◆
偽バファローズ先発・金子は3回までノーヒットの好投を展開していたが、4回にガッツな貴公子・仁志に先制4号ソロを被弾すると、ビグビーにはタイムリー,大西には2号3ランを浴びて、この回、悪夢の5失点。一方、横浜先発・桑原謙は6回まで無失点に抑えていたが、森山にタイムリーを浴びて、KO。更に、代わった吉見がカブレラにタイムリーを浴びるなど、この回3失点。押せ押せの偽バファローズは続く8回無死一、二塁のチャンスを作り、守護神・はーちゅんを引っ張り出すと、下山が送った後、暴投と後藤の犠飛でついに同点。更に、森山の内野安打の後、坂口がタイムリーを浴びせて、勝ち越しに成功。最後は守護神・加藤が3人でピシャリと締めて、逆転勝ちを果たした。
横浜は5点のリードを引っ繰り返されての逆転負け。しかも、負け投手がはーちゅんとあっては、水島の呪いの影響だと思わずにはいられない。打線も5点を奪った4回に集中した4安打がこの試合の全安打で5回以降はパーフェクトと言う詰めの甘さが大きく響いた。それにしても、3回までの投球を見るに今日こそはいけるかと思われた金子はたった1回の炎上で全て台無しに。いつになったら、6回の壁を突破出来るのやら…。
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