May 30, 2008 23:43

吾郎、会心のグランドスラム! ギブソン、連続KOで戦力外通告! / 今週の「MAJOR」 2

 カウント2−2からの6球目を叩いた吾郎の打球は見る見る伸びてバックスクリーンに突き刺さるグランドスラム。これでKOとなったギブソンはベースを一周する吾郎に茂治の姿を重ねながら、マウンドを降りるのだった。結局、この試合、初回の大量得点をバックに吾郎は6回3失点で4勝目をマーク。ギブソンは次の登板でも今夜の松尾さんに被弾するなど、2回1/3を8安打2四球6失点と言う惨憺たる内容で連続KOとなってしまう。たまりかねたバイソンズのフロントはギブソンにウェーバー公示の申請を通告。これに対して、ギブソンは戦力外通告は受け入れるが、ウェーバー公示ではなく、任意引退扱いにして欲しいと申し出る。しかし、限界を感じてユニフォームを脱ぐのでないと言う。引退しないと言うのに、任意引退にして欲しいと言うギブソンの真意を掴めないフロントは戸惑いを隠せなかったが、病み上がりによるブランクやトレーニング不足を侮っていた事を猛省していたギブソンは暖かく受け入れてくれたシカゴのファンを裏切った儘、移籍する選択肢は考えられなかったのだ。体を作り直して、必ず復帰する事を誓うギブソンはその際、最低年俸でも構わないので再びバイソンズと契約させて欲しい旨、要望するのだった。

 やはり、2連続KOぐらいではギブソンの心は折れなかった…が、ブランクを甘く見ていたのは分かるとして、それは実戦に出る前に気付くべき事なんじゃないのかね?と思わないでもない。まぁ、それはともかくとして、最低年俸でもいいから移籍せずに再契約を求めるギブソンの気概は熱かった。日本のプロ野球選手も晩節を汚すとか考えずに、これくらい現役にしがみついて貰いたいもんだ…。それにしても、茂治の姿を重ねた吾郎にギブソンは何を見たのか? ついさっきまで雑魚呼ばわりしていたと言うのに…。一発かまされたと言っても、吾郎は結局の所、闘争心剥き出しのプレーには全く戻れていない訳だしなぁ。

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