May 24, 2008 23:08
日本ハム、今季最多20安打で圧勝! 中日、またも極度のタイムリー欠乏症!
◆L4−2G◆
先発陣の崩壊が続く巨人だが、この日の先発・野間口も初回にガッツの犠飛で先制点を貰いながら、その裏、ブラゼルに犠飛を打ち上げられ、あっさり同点を許すと、4回にはG.G.佐藤,礒?と連続アーチを叩き込まれ、勝ち越しの2点を献上。更に、5回には中島に被弾。続く6回に先頭のG.G.佐藤に二塁打を浴びた所であえなくKOとなった。再三チャンスを作りながら、モノに出来ずにいた巨人は直後の6回、ボカチカのタイムリーエラーで1点を返し、更に、一死一、三塁とチャンスを広げるも、大道は浅めのセンターフライ,寺内はファーストゴロに打ち取られ、1点止まり。7,8回も先頭打者を出しながら、生かせない巨人は9回も二死から亀井がヒットで出たものの、坂本がショートゴロに倒れて、この2連戦2連敗となった。西武先発・帆足は無傷の5連勝。
大炎上…とまではいかないものの、野間口が4失点KO。巨人は5月11日以来、先発が勝っておらず、一向に先発陣立て直しの気配が見られない。打線もハマのチンピラのイカレた投球でゴンザレスが離脱してからさっぱり。代わりにセカンドに入っているキムタクも2戦無安打である。中途半端な状態で李が復帰したりする前に何とかゴンザレスには戻って来て貰いたいものだが、折角、助っ人枠が空いているならバーンサイドを昇格させてくれんだろうか…。
◆F11−1D◆
川相不在が故のタイムリー欠乏症,一発依存症は交流戦に入っても留まる所を知らない中日だが、事態の重さを全く理解していないのか、はたまた外部(茂雄)から圧力がかかっているのか、落合監督はまたもや川井を先発させてお茶を濁す事に…。しかし、カワイであって川相ではない川井にチームの空気を変える事は出来ないのは中日ナインも最早、重々承知しており、この日も初回から一死一、二塁のチャンスを逃す体たらく。しかも、その裏、川井が稲葉のタイムリー,高橋の4号2ランであっと言う間に3失点。4回に先頭の中村紀が四球を選ぶも、続くT.ウッズはサードゴロゲッツーに倒れる最悪の展開。ここでベンちゃんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに6号ソロを叩き込み、ようやく1点を返したものの、その裏、川井は二死一、二塁のピンチを作ってKO。代わった朝倉は小谷野に走者一掃のタイムリー三塁打,更に、田中にもタイムリー二塁打を浴びて、この回3失点。これで完全に流れを引き寄せた日本ハムは6回に2点,7回にも3点を加えて、ダメ押し。中日は結局、ベンちゃんの一発のみに終わる大惨敗となった。
川相不在を川井投入で補填しようと言う落合監督の理不尽な策はまたもや失敗。川井自身もこれで5試合白星から遠ざかる事となった。打撃陣は交流戦に入ってから4試合で僅かに5点。しかも、タイムリーによるものは僅か1点と一発依存症,タイムリー欠乏症の深刻ぶりは誰の目にも明らかだと言うのに、何故、手を打たないのか。せめて交流戦仕様で立浪がスタメンで起用されれば…と思うのだが、出ずっぱりなのはデラロサで結果は12タコと来るから頭が痛い。立浪は交流戦でもこんな扱いとなると、不振から立ち直るきっかけを掴めない儘、今季限りの引退が見えてきて、非常に心配である。
◆H2−5T◆
0−0で迎えた3回、ソフトバンクは一死からヒットで出た長谷川を的山が送ると、本多がセンター前へ先制タイムリー。3回まで杉内の前にパーフェクトに抑え込まれていた阪神だが、4回、何故かスタメンを外されたシャア少佐に代わって、いきなり1番に起用されたバルディリスがチーム初安打を放つと、関本の犠打で二進。ここで新井が同点タイムリー二塁打。続くキュラソ星人が四球を選んで、一、二塁とチャンスを拡大させたものの、桜井,鳥谷と連続三振に倒れて、勝ち越しならず。追いつかれたソフトバンクは6回二死から松田が4号ソロを放り込み勝ち越しに成功。2−1の儘、迎えた土壇場9回、ホールトン投入で逃げ切りを図るソフトバンクに対し、阪神は鳥谷,フォードの連打で無死二、三塁。ここから代打・葛城イクロー,ジュビロ野口と連続三振を喫するも、藤本が四球で繋いで満塁となった所で、8回に代走から守備に入っていたシャア少佐がスタメンを外された鬱憤を晴らす2点タイムリーを放ち、逆転に成功。続く新井もタイムリーを放って、ダメ押しの2点を追加。最後は守護神・藤川が三者三振の快投で締め括った。
ソフトバンクは4連勝目前でホールトンが大誤算。完投出来たかは微妙だが、杉内はもう少し引っ張っても良かったんじゃなかろうか…。何にしてもクリーンアップが12タコで勝とうと言うのは虫のいい話か…。阪神は黒星2つ続いたウィリアムスが1度の充電が奏功したか、3人でピシャリの好投で今度は白星をゲット。1番にバルディリスが起用されていたのは何事かと思ったが、代走→守備→打撃と出ていた辺り、シャア少佐はケガした訳でもなかった様で…。最近、不振だった訳でもないし、イマイチ腑に落ちない。今回の決勝打で「興奮した。今までの野球人生でも何本かに入るヒット」と言っている所を見ると、スタメン落ちは何やらいわくがありそうで気になる。
◆Bs3−4C◆
虎視眈々と求道者・前田の幽閉を図る機会を狙っているブラウン監督は昨日、ノーヒットだった上に相手が左の山本だからと、またもや求道者・前田をベンチに軟禁。存在感だけで相手を威圧する求道者・前田を欠く苦しい展開を強いられた広島だが、初回、栗原のタイムリーで1点を先制。6回にはオチョアの7号2ランで3点目。6回まで散発2安打の好投を見せていた先発・ルイスだが、7回一死からカブレラに三塁打を浴びた後、ローズには12号2ランを叩き込まれ、1点差。しかし、直後の8回、広島は二塁打の小窪を赤松が送った後、東出がスクイズを決めて、貴重な1点を追加。土壇場9回、完投目前のルイスに対して、偽バファローズは坂口,村松と連打を浴びせて、KO。代わった永川からもカブレラにタイムリーを浴びせて、1点差。この後、一死満塁と一打サヨナラのチャンスを掴んだものの、日高,後藤と倒れて、三者残塁。偽バファローズはこれで最下位転落となった。ルイスはハーラートップタイの6勝目。
恐れていた通り、求道者・前田幽閉策が再発動。左相手だからと引っ込めておきながら、ちゃっかり嶋をスタメン起用しているのはどういう事だ! そんなに左対左を言い訳にするなら、オール右打線にしてみろってんだ! そんな感じながら、試合に勝ってしまったのは果たして幸なのか不幸なのか。フル欠場でも勝てたのだから、使う必要はない…などとぬかして、明日も求道者・前田を無為に外す暗黒采配が発動されるかもしれないと思うと気が気でない。一方、大石新政権は2戦連敗で最下位転落。コリンズ色を消そうと画策した村松と坂口を入れ替える新オーダーをたった1試合で辞めてしまうのもどうかと思うぞ…。
◆E2−1YB◆
かつての同僚・グスマンに対して、横浜は初回二死一、二塁,2回無死一、二塁と相次ぐ先制のチャンスに後が続かない。2回まで無失点に抑えていた小山田だが、3回、突如、制球を乱して、聖沢,渡辺直と連続四球を与えた所で負傷降板。急遽代わった2番手・高崎は聖沢を牽制で刺したものの、高須に四球。草野をサードゴロに打ち取ったかと思えば、これを村田がお手玉し、満塁となった所で、今度は山崎武にも四球を与えて、押し出しで先制点を献上。楽天は続く4回にフェルナンデス,鉄平,藤井の3連打で2点目を追加。更に、聖沢が送って、二、三塁とするも、渡辺直,高須と内野ゴロに倒れて、1点止まり。2点を追う横浜は7回一死から吉村が11号ソロを叩き込み、1点差。更に、二死一、二塁と一打同点のチャンスを作るも、ガッツな貴公子・仁志はショートゴロに倒れて、同点ならず。8回以降は川岸−有銘−小山と繋ぐ継投モードの前に一人の走者も出せず、あと1点が届かなかった。横浜はこれで5連敗。
一向に泥沼から抜け出せず、連敗ロード,最下位ロードを驀進する横浜。小山田のアクシデントがあったものの、次々に繰り出された投手陣は(高崎以外)頑張ったが、こういう時に打線が沈黙するとは何とも巡り合わせの悪い。逆に、打てない時はグスマンが古巣相手に好投と噛み合わせが良かった楽天は交流戦3勝1敗とまずまずのスタートで3位浮上。小山が昨日に続いての好投で守護神復活の兆しを見せているのも大きいだろう。
◆M4−3S◆
初回にフクーラのタイムリーで先制したロッテは2回には神戸がライトスタンドへプロ初アーチ。更に、4回には大松が7号ソロと着々と加点。前回、大炎上の渡辺俊は4回まで無失点と復調の気配を見せていたが、5回、二死一、三塁と初のピンチを迎えると、ここから福地,川端,ユウイチと3連続タイムリーであっさり追いつかれてしまう。6回一死一、二塁のピンチは切り抜けたものの、続く7回一死から福地に痛打された所で無念のKO。ここは代わった川崎が凌ぎ、3−3の儘、試合は土壇場9回へ突入。同点の場面ながらも守護神・林を投入してきたヤクルトに対して、ロッテはオーティズ,大松と連打を浴びせて、一、三塁。ここで今江がライトへ犠飛を打ち上げ、サヨナラ勝ち。林は初のリリーフ失敗で来日初黒星。
昨日6番に落ちたガイエルが今度は7番降格と着実に打順が下がっている。とりあえず、1安打打ったから、明日の8番降格はないか…。ヤクルトはワンチャンスを生かして、一気に同点に追いついたまでは良かったが、後が続かず、ついに頼みの林が初黒星。しかし、何であのタイミングで林を投入したのかね? まずは押本なんじゃないの? サヨナラ勝ちで最下位を脱出したロッテだが、渡辺俊は5回に崩れたのが響き、4試合白星なしなのは気になる所。神戸に待望の初アーチが飛び出したのは明るい材料か。
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このピンチを救えるのはだれなのか?