May 02, 2008 23:19
オルティズ、遺恨カードで初登板! ソフトバンク、返り討ちの13得点!
◆H13−0Bs◆
ソフトバンクに略奪されたパウエルの移籍初登板にぶつけられた上、移籍初白星を献上する屈辱を味わった偽バファローズは、是が非でもパウエル以上の投手を獲ると息巻いて獲得した新助っ人・オルティズの来日初登板をあえてソフトバンクにぶつける嫌がらせを敢行。しかし、いきなり先頭の川崎に死球を食らわせたオルティズは長谷川,松中と連続タイムリーを浴びて、2失点。2,3回は何とか抑えたものの、4回、森本にタイムリーを許し、3点目を献上。そして、5回に松中,小久保と連続タイムリー二塁打を浴びて、あえなくKO。オルティズのおかげで目覚めたソフトバンク打線はこの後、松田が2号2ランを叩き込むと、続く6回には一挙5点を追加。8回には松中がダメ押し5号ソロを叩き込んで、計17安打13点。投げては先発・杉内が8回を12三振無四球無失点の快投を展開。最後は竹岡が締めての完封リレーで圧勝を収めた。
パウエルの恨みを返晴らすどころか、惨憺たる結果で返り討ちに遭った偽バファローズの哀れっぷりには泣けてくる。一体、オルティズのどの辺がパウエル以上なのか…。炎上っぷりがパウエル以上では何の意味もないだろう。やきもきする戦いの続いているソフトバンクのこんな快勝は1ヶ月ぶり。3安打3打点の松中を筆頭に先発全員安打の上、何と代走で途中出場のレストピッチまで2安打。大勝の陰に隠れた格好となったが、4試合白星から遠ざかっていた杉内も今季最高の投球を展開。ヒットは出なかったが大村も復帰し、この試合がソフトバンクの5月反攻のきっかけになってくれれば、正に、偽バファローズ様々なのだが…。
◆F5−1E◆
逆輸入メジャーリーガーとして期待されながら、自主トレ中に転んで骨折と言う大失態で出遅れていたスーパーさぶ・多田野がついに日本球界初登板。4番に入ってから絶好調の稲葉のタイムリー二塁打で初回から2点のリードを貰った多田野はいきなり8人連続凡打に打ち取る上々の滑り出し。9人目の藤井にプロ初の被安打を喫するが、以降7回まで一人の走者も出さない素晴らしい投球を展開。日本ハムは5回に田中,稲葉,スレッジのクリーンアップトリオ3連続タイムリーで3点を追加。9回に3番手・星野がフェルナンデスにタイムリーを許し、完封リレーは逃したが、最後はMICHEALがきっちり締めて、多田野は初登板初勝利をマーク。防御率1位をひた走っていた岩隈はよもやの5失点で大きく防御率を落とし、2位に転落した。
スーパーさぶ・多田野がいきなり7回1安打無失点の快投。正直、逆輸入メジャーと言う肩書きにはさしたる活躍は期待してなかったのだが…。いきなりこんな投球を見せられると、横浜のフロントは些細(?)な事は気にせず、大卒時に獲っておけば良かったか…と、大層悔やんでいたりして…。ほとぼりが冷めようとも、指名回避した理由になった事実が消える訳ではないのだし、栄養費パワーを炸裂させている那須野を平然と使っている厚顔無恥ぶりを当時から持ち合わせていれば…。それにしても、4番に入ってからの稲葉が凄まじい。3試合で10打数8安打10打点の大爆発。この間、3番・田中も10打数6安打7得点と確実に稲葉の打点源になっており、暫定的な処置ではなく、当分、この3,4番でいく事になるやも…。
◆M0−5L◆
チームの連敗を止めるべく3連続完投勝利中の清水が先発登板。3回まで1安打無失点と好投していた清水だったがね4回、二死二塁からG.G.佐藤に被弾し、2点を献上。7回には中村にタイムリー三塁打を浴びると、続く8回には片岡,栗山,礒?と3連打で2点を失い、計5失点。一方、西武先発・岸はロッテ打線に付け入る隙を許さず、散発2安打と三塁も踏ませぬ投球で今季2度目の完封勝利。完敗のロッテは5連敗となった。
清水をもってしても連敗は止まらず。岸に2安打完封食らっている訳だから、清水の出来の良し悪し以前の問題だったが…。湿っぽいロッテ打線とは対照的に西武打線は相変わらず、好調をキープ。実は5回も3人であっさり終わっているのだが、ヒットの出た回は初回を除いて全て得点する効率のいい攻撃が光った。
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