April 22, 2008 23:42
MKアベックアーチも実らず! ソフトバンク、2年ぶりのBクラス転落!
◆G6−1YB◆
横浜はおぼつかない立ち上がりの内海から、1,2回と立て続けに一死一、二塁のチャンスを掴みながら、後続を断たれ、内海を立ち直らせてしまう。一方、巨人戦限定投手の土肥は待望の巨人戦とあって、2回まで無失点に抑えていたが、3回、一死満塁のピンチで寿司職人ラミレスに先制タイムリーを許すと、二死後、当ブログ推奨助っ人・ゴンザレスに2点タイムリーを浴びて、3失点。5回<内野ゴロの間に1点を返して貰ったのも束の間、その裏、またまたゴンザレスにタイムリー二塁打を浴びて、土肥はこの回限りでKO。巨人は8回にエラー絡みで2点を加え、ダメ押し。点差が開いた事で葬儀から帰ってきたクルーンに出番は回らず、8回途中から登板の山口が最後を締めて、プロ初セーブをマーク。内海は8回途中まで1失点の好投で2勝目。敗れた横浜は3連敗となった。
当ブログ推奨助っ人・ゴンザレスが2安打3打点の大活躍で大満足。まだまだ李昇格の隙は残しているが、この勢いで調子を上げていって貰いたい所だ。他にも、2番復帰の松田記者が2安打,寿司職人ラミレスが4安打と右打者が大当たりで土肥を粉砕。土肥はこれで開幕3連敗。巨人にすら勝てなくなったら、存在意義もなくなりかねないな…。
◆D8−0T◆
開幕3連勝中のアッチソンだったが、2回に自らのエラーで満塁のピンチを背負うと、谷繁,中田と連続タイムリーを浴びた上、荒木には犠飛を許して、大量4失点。これで主導権を握った中日は続く3回に中村紀のタイムリーで5点目。6回には谷繁,7回にはまたも中村紀にタイムリーが飛び出し、ダメ押し。先発・中田は散発5安打でプロ初完封。
アッチソンが序盤から崩れたのがそもそもの誤算ではあるが、開幕からスタメンの座をキープしてきた平野を外して起用した関本が3タコ,ゼブラ今岡,フォードも久々のスタメンで揃ってノーヒットと、さして必要のなかった打線のテコ入れは完全に裏目に出た。中日は珍しくタイムリーを連発するなど攻撃が繋がり、中田も完封と投打が噛み合っての快勝だった。
◆C1−8S◆
ヤクルトは初回、長谷川の制球難をついて、満塁とすると、宮本のタイムリーで2点を先制。長谷川は2回から5回までノーヒット投球と立ち直りを見せるが、ヤクルト先発・石川も5回まで1安打と三塁も踏ませぬ好投で点差が縮まらない。0−2の儘、迎えた6回、ヤクルトは5本の単打を集中して、3点を奪い、長谷川をKO。9回にはガイエルの8号2ラン等でダメ押しの3点を追加。石川は7回に内野ゴロの間に1点を失い、完封は逃したものの、無四球初完投で4勝目を飾った。
3連勝を狙う広島は求道者・前田もちゃんとスタメンに起用したが、対する石川の投球が素晴らしい勝った。昨年はプロ入り初の大きな壁に当たってしまった石川だが、すっかり安定感を取り戻した感じだ。打っては青木が4安打,ガイエルが一発含む2安打と中軸が好調をキープ。もう2週間以上も連勝出来ずにいるだけに、そろそろ波に乗りたい所だろう。
◆E4−3H◆
本拠地不敗神話は途切れたものの、内弁慶である事に変わりはない楽天は2回に鉄平のタイムリー等で2点を先制すると、3回には山下にタイムリーが飛び出し、3点目。楽天の苦手な接戦に持ち込みたいソフトバンクは直後の4回、小久保の3号2ランで1点差。立ち直りかけていたソフトバンク先発・パウエルだったが、7回一死から山崎武を歩かせた所で降板。しかし、代わった小椋が鉄平にタイムリーを許して、痛恨の4点目を献上。ソフトバンクは8回に松中の一発で再び1点差に詰め寄ったが、最後は青山の前に三者三振に斬って取られ、借金生活に逆戻りで約2年ぶりのBクラス転落となった。
出れば18連勝中だった小久保,松中のアベックアーチが飛び出しても、白星ならず。一発が出た以外の攻撃が何とも淡泊だった。パウエルは粘ってはいたものの、5四死球と制球に苦しみ、連勝ならず。移籍初登板の前回も勝ったとは言え危なっかしい投球だったし、パウエルならガトームソンの方が内容がいいと思うのだが、それでもガトームソンのローテ復帰はないのだろうか…。
◆F4−2Bs◆
今季初登板となる岸田に対して、日本ハムは初回、高橋のタイムリーで先制すると、5回には稲葉のタイムリー二塁打で2点目。4回までパーフェクトと素晴らしい立ち上がりを見せた武田勝だが、6回に大引,7回にはカブレラに被弾して、KO。追いつかれた日本ハムだが、その裏、塩崎の野選と高橋のタイムリーで2点を勝ち越し。偽バファローズは8,9回といずれも満塁のチャンスを作りながら、あと一本が出なかった。
◆M8−1L◆
石井一,渡辺俊の両先発が立ち上がりからアップアップで毎回の様に走者を出す苦しい投球ながらも、ロッテは里崎,西武は中島のタイムリーによる1点しか奪えない。試合が動いたのは5回。ロッテは大塚の3年ぶりの一発で勝ち越すと、6回にはエラーで3点目を確保。そして、7回には4長短打を集中して、4点を奪い、試合を決定付けた。渡辺俊は7回途中でKOされたが、打線とリリーフの援護を仰いで、3勝目をマークした。
西武は毎回の13安打を放ちながら、3併殺11残塁で僅か1点しか奪えない大拙攻。12安打で8点も奪ったロッテとは大違いだ。西武の拙攻も酷かったには違いないが、渡辺俊もあれだけ打たれてよく粘ったと言えるだろう。18日ぶりのスタメン復帰となったフクーラは2安打2打点と壊滅的不振から復調の気配を見せてくれたのも何よりだ。
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