April 07, 2008 20:33
W杯以来の再戦! しょっぱい対決に覚醒お預け! / 今週の「MAJOR」
レイダース戦に先発の吾郎は初回、先頭のシュヴァイツァーをセカンドゴロに打ち取るも、続くマティスにセンター前へ弾き返され、一死一塁でJr.の打席を迎える。ワッツは吾郎のイップスは治った様だが、本来の荒々しい投球が陰を潜め、100マイルを投げない様になってしまっている事を懸念し、Jr.との再戦で覚醒出来る事を密かに期待していた。制球重視の吾郎に対して、Jr.はW杯の様な真っ向勝負が出来ない事を残念がりながらも、スランプに陥った過程でW杯での吾郎との勝負で勘違いをしてしまい、一発を狙ってバッティングが大きくなり過ぎてしまううちに調子を崩した事を反省。直球に強い事がバレて、公式戦の相手は易々とストレートなど投げてくれないと分かるや、どんな形でコンスタントに結果を残す事が先決と判断し、何とかヒットが出る様に修正していたのだ。一方、吾郎もプロで数字を残すには冷静に淡々とゲームを作る大人の投球をする事などと悟りきってしまった考えで、コーナーと低めを丁寧につけば大ヤケドはしないと言う投球を展開。結果は内野ゴロゲッツーとなり、まずは吾郎に軍配が上がったが、これを見ていたワッツは「しょっぱい対決」と酷評。Jr.がこんなザマでは吾郎の覚醒など望むべくもないと落胆するのだった。
ワッツじゃないけど、何てしょっぱいんだ…。もう吾郎もJr.も完全に守りに入っちゃってるよ…。ただ、Jr.は自分と同じ状態だと勘違いしている様だが、吾郎は本来の自分のスタイルの儘では通用しないと言う壁に当たって、今の状態になってしまっているのではない。むしろ、そういう壁はジャイロフォークを修得する必要性に見舞われた時に乗り越えている気がする。そういう意味からすると、能動的に今のスタイルを選んでいるJr.の方がより消極的と言えるかもしれない。尤も、受動的ですらない吾郎は別の意味で重症なのだが…。こんな時にギブソンは敵意剥き出し…どころか、完全に無関心状態。直接的な助言を与えるのではなく、現役復帰し、敵として立ちはだかると言う二人が全く予期していなかった状況を作り上げる事で二人を覚醒させる事になるのだろうか? ギブソンの復帰自体に否定的なので、現状ではイマイチ、グッとくるものがないのだが、とりあえず、ギブソン vs の親子対決はちょっと楽しみではある。
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