March 24, 2008 23:29

里中、自信過剰で大失態! トンガ、プロ初打席初アーチ! / 今週の「ドカパロSS 超地獄変」 2

 現実を無視した誇大妄想により、4番サードとして、プロ初打席に立たされたトンガ。これに対する里中は試合前にストレート一本で勝負したいと山田に持ちかけていた。ストレートでは勝負出来ない投手である事を小林真司に思い知らされて変化球投手の道を模索したと言うのに、プロに入ってから何やら勘違いしてしまったのか、はたまた、「MAJOR」でも読んで感化されてしまったのか分からないが、里中のコントロールならストレートだけでも9つのコースに投げ分ける事で9種類の球になると甘い判断をしてしまい、初回を3人で抑える…つまり、先頭打者として迎える事を条件に里中の要望を許可する事に…。ルーキー相手にいきなり変化球など投げてこないだろうとストレート一本に絞っていたトンガは初球を真後ろへファール。タイミングが合っていると警戒する里中は2球目をアウトローに投げ込み、空振りを奪うが、空振りしてもバランスを崩さないトンガのスイングに山田も警戒を深める。そして、3球目のアウトハイをファールした後、インローに投げ込まれた4球目をトンガは激打。打球はレフトスタンドへ一直線に飛び込み、プロ初打席初本塁打の快挙を達成。本来の目論見とはボール1個高かった為、スタンドへ運ばれてしまった里中は愕然とするのだった。

 不知火やら土門ならともかく、里中ごときの球威でストレート一本勝負など無謀この上ない。大体、打たれてもソロで済むから…とか言う条件付けをされている段階で自分のストレートが山田に全く信用されていない事に気付けよ。読みが全てのジャンケン野球が支配する水島ワールドにおいて、ストレートである事がバレている段階で里中の被弾は半ば既定路線だった。ただでさえ、ストレート一本ではピンポイントの制球力でかわすしか手がないくせに、肝心の制球を誤って自滅とあっては、打ったトンガが凄いと言う印象は微塵も抱けない。尤も、水島氏はトンガより山田の方が遙かに格上であるかをいかに見せつけるか…と言う事に躍起になっている訳だから、トンガが凄いのではなく、打たせて貰っただけ…と言う描き方はある意味、正しいのだろう。因みに、ワガママな投球で無惨に打たれる失態を犯した里中に対して「エースに自己満足はない。エースの使命は勝つことだ!」などと、吉井コーチが突然、しゃしゃり出てきたのは、勿論、ヒゲがあるから吉井だと判別して貰える………かもしれない………可能性が……少しは増す………筈だと言う以外の何物でもないだろう。

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