March 13, 2008 23:05
恐るべし水島の呪い! トンガも由規も二軍降格!
◆G2−2L◆
この日は若手主体の継投を繰り広げた巨人。前回好投した4年目の東野は走者を出しながらも、5回を2失点で切り抜けると、昨年未登板だった3年目の栂野は2回をパーフェクト。初登板となるドラ1ルーキー・村田透も1回をピシャリと抑えれば、最後は3年目の越智が三者三振の快投を見せた。打っては坂本が二塁打を含む2安打と2試合連続のマルチ安打。金満大補強で外様を掻き集め続けてる中、生え抜きの若手の活躍は喜ばしい限りだが、問題は本番で若大将・原監督がロートルリハビリ軍団の実績を無視して、使い切れるかどうかだろう。
◆S0−9H◆
水島氏の目は完全にトンガに向いていると油断していた由規だったが、それは甘かった。水島氏から交流戦で引っ張り出される可能性を示唆されてしまった由規は計り知れないショックに陥ったのか、はたまた呪いを回避するには交流戦まで下手に活躍せずに二軍で大人しくしていた方が賢明だと悟ったのか、3回にリグスのエラーをきっかけに2点を失うと、4回には二死二塁から3連続四球で押し出し。更に連続タイムリーを浴びて、計6失点KO。試合後、二軍降格を告げられ、開幕一軍はほぼ絶望的。由規から2安打を放った松中は第5打席では2試合連続となる一発も放ち、徐々にペースを上げてきた。先発・杉内は5回1安打無失点と完璧な投球。これで14回連続無失点と抜群の安定感で開幕投手の座はほぼ確実となった。
◆YB0−2Bs◆
今季、大ブレイクを予感させる金子が6回を無四球3安打無失点と二塁も踏ませぬ素晴らしい投球。一方、左肘手術からの復活を懸けるカリメロも4回無四球3安打無失点の好投を展開。それでもカーブの制球を課題とするなど、球界最年長投手はまだまだ貪欲だ。3年ぶりの日本球界復帰となるヒゲ入来もようやくオープン戦初登板。故障で出遅れ、1ヶ月ぶりとなる実戦マウンドは下山に被弾するなど、3回5安打2失点とピリッとしない内容だった。
◆M1−4E◆
長谷部の離脱により、先発ローテ構築が崩壊しかけた楽天だが、2度目の先発となった岩隈が6回無失点と復活の兆しを見せた。一方、開幕投手を狙う小林宏は暴投を連発するなど制球に苦しみながらも、5回を2失点でまとめ、バレンタイン監督は「信頼は揺るがない」と開幕投手に指名する事を示唆した。
◆日9−3湘◆(教育リーグ)
ついに訪れたXデー。恐怖のパ・リーグ撲滅漫画「ドカパロSS 超地獄変」にて、現状の大不振ぶりを考えると、完全にピエロ的役回りを演じさせられる形で早速シメられまくったトンガは教育リーグの湘南戦で久々のスタメン出場。第1打席でいきなりバットを折られてのショートゴロに倒れる不吉なスタートとなったが、続く第2打席で秦のシュートをバックスクリーン左へ放り込んだ。しかし、その後の打席はいずれも凡退と安定感を欠いた。この日が開幕一軍残留へのラストチャンスと目されていたが、実は昨夜の段階で二軍落ちを通告されていたと言う。視察に訪れた梨田監督は「守備でも代走でも貢献出来ないし、打つ事もまだ完璧ではない。将来4番に座れるように、まず2軍で力をつけて欲しい」と、久々の一発にも考えを改める事なくトンガの開幕二軍を決定した。
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