March 12, 2008 23:07
弱気の虫が再発! トンガ、14打席連続ノーヒット!
◆D2−6L◆
チーム防御率のオープン戦記録を更新しようかと言う勢いの中日投手陣だが、その反面、チーム打率は1割台に落ち込みつつある低迷ぶりで勿論、12球団ぶっちぎりの最下位。全く効率的に機能しない打線に耐えかねて、名手・川相の現役復帰待望論は日に日に強まる一方だが、落合監督はまたもや苦肉の策として、川井に白羽の矢を立てて先発起用。前回はそれで僅かに軽減された外部の声だが、所詮、付け焼き刃。ショートではなくピッチャーだから…と言う以前に、そもそもカワイではあっても川相ではない川井による効果がそれ程、安定して得られよう筈もなかった。2回までは何とか凌いでいた川井だが、3回にG.G.佐藤,4回には中村に被弾するなど、5回4失点でKO。打線は相変わらずのタイムリー欠乏症ぶりで、皮肉な事に唯一のタイムリーがわざわざ中途半端な助っ人を雇うくらいなら川相を復帰させろと槍玉に挙がるデラロサによるもの。あとは平田が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにソロアーチを叩き込んだだけで、またも2点しか奪えない有様。そんな不甲斐ない中日打線を相手に西武の新助っ人・キニーは6回を2安打1失点に抑え込み、開幕ローテ入りを決定的なものにした。
◆YB4−6H◆
ローテ入りを期待される新助っ人・D.ウィリアムスがまたまた背信投球。4連打を浴びるなど、3回2失点。「今日はリラックスして野球を楽しめた。それが一番の収穫」などと悠長な事をぬかしているが、前回の1回4失点に続いての乱調で開幕一軍すら危うい状況だ。ソフトバンク不沈の鍵を握ると言われる主砲・松中は3号先制弾を放ち、現在、オープン戦二冠。と言っても、打率が一向に上がって来ないのが気がかり。新助っ人・レストピッチも2ランを含む3安打とペースを上げてきた。
◆S2−1F◆
開幕一軍の結論までのタイムリミットが目前に迫っており、少しでも多くの打席に立ちたいと言うのに、またもスタメンを外されてしまったトンガは8回にようやく代打で登場するが、松岡の高めの吊り球に手を出して、空振り三振。連続ノーヒットを14打席と伸ばしてしまい「完全にやばいっス」と、またまた弱気の虫が顔を出す始末。そのトンガを叱咤しした所、球団から注意されてしまったダルビッシュは初回かそら押し出し四球を与えるなど、制球に苦しみながらも、5回2/3を7三振1失点で切り抜ける貫禄の投球で開幕投手へ確かな手応え。一方、3年目の新人王を狙うヤクルト先発・村中も3回で5安打5四球を許す乱調ながらも、1点で凌ぎきる粘りの投球を展開。血マメが出来た為、大事を取って降板したが、この後、鎌田が2回無失点,松岡が4回無失点とリリーフ陣も好投を見せた。開幕スタメンへ猛アピールを続けている川島慶は古巣相手に2安打2四球と全打席に出塁。1打点1得点と全得点に絡む活躍だった。
◆M4−1Bs◆
清水が新球シュートを試しながら、5回を無失点。これで3試合で9回無失点と調整遅れを取り戻す万全の仕上がり具合。打っては不振に喘いでいたズレータがダメ押し2ランを含む2安打と復調の気配。一方、偽バファローズ先発・高木は4回を投げて堀の一発による1点のみに抑えるまずまずの投球内容だった。
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