March 09, 2008 20:46
大物ルーキーにプロの洗礼! 加藤、3発8失点の大炎上!
◆F1−2G◆
巨人十八番の安直中古助っ人補強戦略でやってきたグライシンガーがまたまた好投。先発として5回を投げ、2安打無失点と文句なしの投球。同じく安直中古助っ人補強戦略でやってきたクルーンも1回を3人で退けた。打ってはこれまた安直中古助っ人戦略でやってきた寿司職人ラミレスが2安打。おかげでこの日もヒットを放つなどオープン戦打率.444をマークしている直輸入助っ人・ゴンザレスの二軍降格の可能性が無情にも高まるばかりだ。日本ハム先発・武田勝は先制点を許して、敗戦投手にはなったが、無四球の6回1失点と万全の内容。新助っ人・スレッジも2安打と調子を上げてきたが、水島の呪いに苛まれつつあるトンガはこの日もスタメンを外された上、代打で登場するも、クルーンの前にあえなくセカンドフライに倒れて、いよいよ開幕二軍の可能性は現実的なものとなってきた。
◆D2−0E◆
長谷部が前半戦絶望の危機に苛まれた事で逆に自覚が芽生えたのか、ここまでピリッとしない投球が続いていた朝井が6回を投げて内野ゴロの間に失った1点のみに抑える好投を展開。開幕へ向けて、ようやく結果を残した。不振が続く小山は2安打1四球と一死も取れずにKOとまたまた炎上したが、アテにならない小山に代わるストッパー候補に浮上中のグスマンは3人でピシャリと抑えた。しかし、打線の方は散発4安打と沈黙し、2試合連続の零敗。元気のない楽天打線相手とは言え、中日は人斬り抜刀斎,朝倉がそれぞれ4回無失点。昨日の中田,小笠原と言い、開幕ローテ候補は順調な仕上がりを見せている。
◆C6−1H◆
パ・リーグ新人王大本命と目される大場が2度目の登板。2回に三者三振を奪うなど、4回まで7三振無失点の好投を演じていたが、5回、二死走者なしから3連続四球と突如、制球を乱すと、緒方,喜田の連続タイムリーで4点を失い、無念のKO。両極端な投球内容に王さんも複雑な表情を浮かべるしかなかった。広島先発の前田健は4回1失点の好投で大炎上した前回の汚名を返上。開幕ローテ入りへ何とか踏み留まった。
◆S3−8L◆
セ・リーグ新人王の呼び声も高いルーキー・加藤がオープン戦初登板で大炎上。初回は無難に切り抜けたが、2回にブラゼルの2試合連続アーチを被弾してからリズムが崩れ、3失点。3回には中島,江藤にそれぞれ2ランを叩き込まれて、4回8失点と散々な結果に終わった。一方、西武の先発はヤクルトからFA移籍の石井一が初登板。石井一は古巣相手に走者を出しまくり、ピンチの連続ながらも、5回1失点でまとめる粘りの投球を見せた。川島慶は4安打と爆発を見せるなど、13安打を浴びせたヤクルトだったが、1併殺13残塁の大拙攻が響いた。
◆T0−3M◆
いい意味で開幕投手候補がズラリと並ぶロッテ。この日は先発・渡辺俊が4回をパーフェクトに抑える快投を繰り広げ、バレンタイン監督は嬉しい悲鳴。打っては好調・大松が久保田相手に決勝2ラン。左投手相手にすぐ引っ込めようとするバレンタイン監督の左打者潰し采配に巻き込まれない事を祈るばかり。久保田が打たれて負けると言うJFK頼みの野球に甘んじていてはいけない事を象徴する様な試合展開となった阪神だが、先発の安藤は4回を2安打無四球無失点と素晴らしい投球を展開。不安を残す先発陣が揃う中、開幕投手候補へ躍り出た。
◆Bs8−3YB◆
白星で上回ったら何でも言う事を聞く…などど、ハマのチンピラがぬかしているものの、この男が公約を破るのは確実と理解しているのか、全くモチベーションの上がって来ないはーちゅんがオープン戦初登板で3回2失点と不本意な内容。また、新助っ人のウィリアムスが1回4失点,ルーキー・小林も3回2失点と新戦力も悉く打ち込まれ、大矢監督は「誰一人合格点がなかった」とおかんむり。一方、開幕ローテが固まっていない偽バファローズは昨年のウエスタンリーグ投手二冠に輝いた近藤が5回1失点の好投を見せ、ローテ入りへ猛アピールを果たした。
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