March 05, 2008 23:45
島野コーチ追悼試合! キュラソ星人、会心の逆転2ラン!
◆D4−2G◆
助っ人枠の都合上、下手をすると1試合もお呼びがかからない可能性も少なくなく、北京五輪出場を果たせば、シーズン中でも問題なく出場を認められると思われるのに、そんな状況を理解していないのか、チームに期待されているから…などと、オーストラリア代表の座をむざむざ蹴ってしまった新助っ人・バーンサイド。蹴った甲斐を見出したい所だったが、この日は3回3失点と不本意な投球で開幕一軍へ赤信号を灯してしまい、早くも後悔させられる展開に…。打っては11安打を放ちながら、得点はエラーで貰った2点だけと言うタイムリー欠乏症を露呈した巨人は今年も一発依存野球を展開する事になりそうな気配。一方、中日先発・吉見は粘りの投球で5回を無失点。調子が上がって来ないベテラン先発陣の間隙を縫って、開幕ローテ入りへ大きくアピール。尚、4日の試合で喜田の殺人スライディングを食らった阿部の左脛の状態が思わしくなく、開幕に間に合わない可能性が出てきた事が明らかになった。
◆T7−3C◆
昨年末に他界した島野元コーチの追悼試合となったこの試合、阪神は開幕スタメンを思わせる主力メンバーをズラリと並べた。1打席限定ながら志願の出場となったキュラソ星人はそのワンチャンスで見事に逆転2ラン。シャア少佐も3安打の活躍を見せた。投げては久保田,藤川と繋ぐペナントレースさながらのリレーを展開しての快勝で花を添えた。広島は大竹が3回2失点,長谷川が2回3失点と先発ローテ候補の2人が揃って打ち込まれ、不安を残した。
◆S3−4F◆
立石の引退セレモニーが行われたこの日、昨年のパ・リーグMVP&沢村賞投手・ダルビッシュが先発。序盤は制球に苦しみ、5回2失点で敗戦投手となったものの、6三振を奪う力強い投球で健在ぶりをアピール。一方、経歴が似てるだけでグライシンガー級の期待を無理矢理されているヤクルトの新助っ人・リオスも初登板。低めにボールを集めるグライシンガーを思わせる丁寧な投球でトンガを三振,ピッチャーゴロと完璧に仕留めるなど、4回1失点の好投を展開。日本ハムから移籍の押本は古巣相手の初登板で2三振を奪って1回をピシャリと抑えた。
◆H2−5L◆
パウエルが正式に支配下登録され、混迷極めるソフトバンクの助っ人投手枠争い。初登板で打ち込まれたスタンドリッジ,ホールトンが2度目の登板でリベンジを果たしたが、前回快投を見せたガトームソンが5失点で6回途中でKOとなり、前回の好結果を帳消し。助っ人投手枠争いは更なる混迷を極める事に…。そんな中、ルーキー・久米が2度目の登板で2回無失点と好投を展開。ハマのスペランカーには待望のオープン戦初アーチが飛び出した。その一発を浴びた西武先発の新助っ人・キニーだが、5回を投げて2失点にまとめ、開幕ローテ入りのアピールに成功。
◆Bs7−1M◆
「ビックボーイズ打線」(コリンズ監督命名)に完全に名前負けし、湿りっぱなしだった偽バファローズはこの日も5回まで僅かに2安打と沈黙。しかし、6回に四球連発で貰ったチャンスにフェニックス一輝のタイムリー三塁打で逆転すると、7回には3連打,8回には5長短打を集中する猛攻を見せ、計7得点。投げてはデイビーが4回1失点と好投すれば、川越も負けじと4回1安打無失点の素晴らしい投球を展開した。
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