February 24, 2008 16:51
田中 vs トンガ! 3年ぶりの対決は田中に軍配!
◆G0−3H◆
毎年続いているイカレ金満大補強により、幾らオープン戦でアピールしても生え抜きの若手が開幕スタメンに入る余地は殆どない巨人。そんな中、ゴンザレスが助っ人枠に阻まれている為に唯一空席となっているセカンドのレギュラー枠を懸けて、激しい争いをしているのが脇谷と坂本。とりあえず、セカンドのスタメンを勝ち取った脇谷だったが、この日は3打席連続内野ゴロと沈黙。一方、ショートでのスタメンとなった坂本は2安打を放つ猛アピール。第4打席ではセカンドゴロに倒れて、最後の打者となり、脇谷の4打席目のチャンスを叩き潰すしたたかさも見せて、レギュラー争いを一歩リードした。この日は茂雄が視察に来ていたが、「余所から大砲をかき集めた一発依存野球」を楽しみにしていたら、生え抜きの若手中心と言うメンバー構成に終始つまらなそうな表情で観戦。主力も中盤で退いてしまうなど、あまりの地味な展開に痺れを切らしたか、試合途中で帰ってしまった。試合はソフトバンクが4投手で散発6安打完封リレーを達成。先発の大隣は立ち上がりこそ苦しんだが、5回を3安打無失点の好投を展開し、開幕ローテ入りへ大きくアピールした。
◆Bs9−5T◆
余所の中古助っ人に頼りまくる巨人紛いの補強でひたすらないがしろにされている偽バファローズ日本人野手が奮起。坂口,下山が3安打を放つなど、14安打の猛攻を見せ、最後は田中がサヨナラ満塁アーチを叩き込む劇的な幕切れ。阪神は6年前の新人王・正田が3回3失点,昨年の新人王・上園が2回2失点と新人王コンビで5回5失点の体たらく。能見もサヨナラ弾を浴びて、1回もたずに4失点と先発候補が揃って不甲斐ない投球で、今季もJFKにかかる負担は大きくなりそうな予感だ。
◆YB0−7M◆
2年目ながら新人王の権利を残している大嶺がオープン戦開幕投手を任された。2安打2四球と走者を出しながらも粘り強い投球で2回無失点と、ひとまずノルマをクリア。以降も渡辺俊,成瀬,久保と実績のある先発陣がそれぞれ2回をピシャリと抑えるなど、余裕の完封リレー。打っては途中出場の南が2打席連発するなど、5本塁打の一発攻勢で快勝した。
◆F6−7E◆(練習試合)
昨季、水島の呪いに苛まれながらも、何とか1年を乗りきった田中と、今季、水島の呪いに苛まれる事が内定しているトンガが3年前の夏の甲子園準決勝以来となる直接対決。3年前はトンガの3打数1安打と言う結果だったが、今回は第1打席で田中が空振り三振に斬って取り、プロの先輩としての意地を見せた(第2打席はストレートの四球)。田中は先発として4回を投げ、4安打1失点とまずまずの仕上がり。また、前日3安打を放ち、この日もスタメン予定だった劇団ひちょりが寝坊でスタメン落ちする大失態を演じてしまった事を付記しておこう。
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