February 13, 2008 20:54
威圧感消失! シルヴァ、メジャー昇格阻止のタイムリー!? / 今週の「MAJOR」
吾郎が投げる時に帽子を落とさない事に気付いたキーン。以前、1球1球帽子を落として、いちいち被り直す様な無駄なエネルギーを使うなと指摘した事があったが、その際、吾郎は帽子が落ちるのは調子がいい証拠だと返していたのを思い出し、今の吾郎の好投が見せかけだけのものだと察知する。3回に先制点を貰った吾郎はシルヴァを第2打席でもキャッチャーフライに仕留めるなど、5回まで散発3安打と順調な投球を展開し、「7回を無安打無四球」と言うメジャー昇格の条件達成が視野に入ってきた。オリバーの治療により、イップス克服に手応えを感じていた吾郎だったが、6回、先頭打者を三塁ベースに当たる不運な内野安打で出すと、犠打で送られ、一死二塁のピンチで三度、シルヴァを迎える事に…。シルヴァは2打席目で吾郎の投球に対して、ある種の違和感を抱いていた。当初は実戦勘が戻ってきただけかとも思っていたが、W杯の時にねじ伏せられた絶望的な感覚,圧倒的な威圧感がなくなっているのだと気付く。シルヴァに打たれるイメージはなく、コーナーさえしっかりついていれば打たれないと思っていた吾郎だったが、1−1からの3球目をレフト前に弾き返されてしまう。二塁走者が返ってくれば、メジャー昇格はお預けとなるが、果たして…!?
流石に、ただの噛ませ犬ではなかったシルヴァ。調整段階ながら、吾郎の異変に気付き、僅か3打席でアジャストに成功。と言っても、W杯で吾郎の前に絶望感を味わっている辺り、どうにも格下扱いされている気がしないでもないが…。一方、条件達成目前…と言う要素もプレッシャーになっているのか、イップス再発への伏線が徐々に整ってきた吾郎。威圧感がない,帽子が落ちない,「打たせない」ではなく「打たれない」と言う発想等、心身共に何らかのリミットがかかっている感じ。常に安心感を確保しながら投げると言う辺り、吾郎らしさがないのは否めない。これは、やはり、沢村が持ってきた「パワプロ」のサクセスモードでイベントに失敗し、「威圧感」が消滅したとか言う可能性が…。シルヴァのヒットで二塁走者が生還して、あっさり失点…では、あまりにも傷が開かな過ぎなので、本塁憤死か三塁ストップかね。
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