January 31, 2008 05:55
ビタミン剤効果覿面! 吾郎、2度の好投で経過良好…か? / 今週の「MAJOR」
1点差に追い上げられた7回一死一、三塁でマウンドに上がった吾郎。イップスにかかっていると言うのに、いきなり酷な場面での登板に不安を隠せないアリスだったが、経過を見る為にはぬるい場面で投げさせても意味がないと言うオリバーからの指示があったのだ。試合前に貰ったイップスの(偽)特効薬iによる暗示と、催眠療法により、タフな場面をタフな心身と磨き上げた精密な制球力で切り抜けてきた今までを思い出す事,W杯では命を懸けたギブソンの投球を見て神懸かりモードだったJr.に紙一重で負けただけで吾郎の評価を落とすものではない事,皆、今やあの試合の事など気にかけずに次のステージに邁進している事,これからプロとしてメジャーリーガーと言う仕事を何年も続けていかねばならない事,長いシーズンで何度も打たれ負ける事があるだろうが、それ以上に勝てばいい事,ここで終わる様な選手ではない事、等々、ポジティブな志向を刷り込まれた事が奏功したのか、吾郎はこれをゲッツーで切り抜けると、次の試合でも中継ぎで好リリーフを見せ、次回は先発登板をする事が決定。この報道に早くもイップスを克服したと楽観的なサンダースに対して、キーンはマイナーの上、中継ぎでは重圧もさほどではないと慎重な姿勢を崩さない。また、今までの吾郎とは明らかに何かが違うと言うのだが…。
予想以上に薬の効果が覿面だったらしく、2度の登板を無難にクリアする吾郎だが、サンダースの安直な期待をぶち壊すキーンの相変わらずの水差し名人ぶりが素敵だ。一体、今までと何が違うのか? まだおっかなびっくり投げている印象で、闘志が前面に出ている気配がないのだが、そういう事なのか? まだ詳細不明な真の発症原因に向き合っていない事がひっかかってはいるのだろうが、そんな事より、沢村の出てくる気配が全く見当たらないのが気になって仕方ないよ。清水も大河から吾郎のイップスの可能性を示唆され、気が気でない筈なのに、吾郎に電話入れたりしないんかなぁ…。
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