December 08, 2007 22:33
予想GUYのナイスガイ! チャベス、第一のトラウマ再発を阻止!? / 今週の「MAJOR」
キーンの荒療治が裏目に出て、吾郎はチャベスの頭部へ死球を食らわせてしまう。チャベスは何事もなかったの様に立ち上がり、一塁へ向かったが、吾郎は危険球退場を宣告される。最悪の形で火に油を注ぐ結果に終わり、下手をするともう次の登板は回ってこないかもしれないと、ワッツは嘆かずにはいられかった。茂治の事件があったが故に細心の注意を払っていたのか、野球を始めて以来、一度としてなかった頭部への死球に吾郎はショックを隠せない。試合の方は吾郎の降板後、リリーフ陣も総崩れで逆転負けを喫する事に…。TV観戦していた茂野は最後まで無事に試合に出ていたし、あんな事は滅多にあるものではないと、チャベスが茂治の二の舞になる様な事はないと思いながら、むしろ、当ててしまった吾郎の方を心配。また、携帯電話で速報を確認した清水も吾郎の結果に顔を青くしていた。その吾郎は試合後、帰ろうとしていたチャベスを待ち伏せて謝罪。チャベスは死球1つにわざわざ帽子を取る様な日本野球文化とのギャップに呆れつつ、報復や故意ならぶちキレたかもしれないが、あの死球がそうでなかった事くらい分かると吾郎を諌める。それでも、頭部死球で茂治を失った事に加え、自身の異常に気付きつつあるが故に、頭にだけは当ててはいけないと、身体が無事でも調子を崩してしまうかもしれない…と、謝らずにはいられない吾郎。この言葉に逆にカチンときたチャベスはこれくらいで調子を落としたりはしないと吾郎の胸ぐらに掴みかかるが、去り際、こんな事など気にせずに次は頑張れと温かいエールを送る。ひとまず安堵した吾郎だったが、そこへキーンからの電話が鳴り、監督からの呼び出しを告げられるのだった。
エキストラ顔・チャベスの予想に反したナイスガイっぷりに感動。これっきりのキャラで終わって欲しくなくなってきたよ。尚、滅多にあるものではない「あんな事」が起きる可能性はまだ消えた訳ではない。茂治とて、あの試合には最後まで出たし、それ故に大事には至っていないと油断して精密検査を当日ではなく翌日に延ばしたのがまずかった訳で、翌朝、チャベスが帰らぬ人となる危険はまだ残っているのだ。なまじナイスガイだっただけに「日頃目立ってない奴にスポットが当たると死ぬ」の法則に当てはまってしまうかもしれない。とにもかくにもチャベスの無事を祈るばかりだ。
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