November 03, 2007 10:15
疫病神・大垣、小次郎の期待を無惨に裏切る自主退団! / 今週の「ドカパロSS 相撲編完結編」
あまりにも酷過ぎるだろ、今回のオチは…。相撲編全般の存在意義そのものを完全に粉砕する無意味極まりない展開だった。「大垣が不動の捕手になれば、四国は常勝軍団に…」などと山田が見立てたばかりだったのに、あれは一体何の意味があったのか? 小次郎が意を決してわざわざ先発マウンドに上がった事に何の意味があったのか? 優勝戦線に踏み留まる為の大事な一戦で立て続けのミスにも我慢して大垣を使い続けた事に何の意味があったのか? 使い潰す事が確定していた新キャラをこの状況であえて出す事に何の意味があったのか? とにもかくにも小次郎の登板が全く無意味以外の何物でもなかった上、精彩を欠く事この上ない投球内容だった事が一番腹立たしい。色々な意味でイメージダウンする一方の相撲協会から、イメージアップ戦略として相撲ネタの執筆依頼でもされたのだろうか? こういう和気藹々とした相撲部屋もあるのだ…と陰惨とした雰囲気を見せなかった事に意味があるのかもしれないが、こんな程度で世間は騙されてはくれないぞ。大垣の人格にも大いに幻滅させられた。和島部屋や蔵前北高校の連中はまだしも、小次郎の期待をものの見事に踏みにじって、たった1試合で野球を諦めた上、自ら四国を優勝戦線から叩き落としかねない手痛い黒星の原因を作りながら、四国ではなく、東京の応援をするとは何たる事か…。結局、偽装戦力外通告で相撲部屋での逆療法をさせた事は大垣を相撲に転身させるきっかけにしかならず、本来の目的だった肩の完治を果たしたにも拘わらず、小次郎の賭け自体は惨敗と言う哀れな結果に終わってしまった格好だ。そして、訳の分からないのが、今回のスコアボード。3回には大量5点が入ったと言うのに、僅か2点しか入っていないのだ。もう先週描いた試合内容すら完全に忘れ去っている有様で、水島氏の耄碌ぶりには歯止めがかからない。と言うか、担当編集のチェックのしなさ加減には呆れて物も言えない。しっかりチェックして指摘しまくると、水島氏が激怒する為、迂闊な事が言えない状況だったりするんじゃないかと勘繰ってしまう。とりあえず、これでトカヘンの首は繋がった事になり、全国3人(もいるかどうか分からないが)のトカヘン信者だけが大喜びと言った所か。山田の見立てが正しいのだとすれば「大垣が不動の捕手になるどころか、即退団し、見限ったトカヘンが正捕手に戻った」事により、向こう10年は四国が常勝軍団になる可能性は見えて来そうもない。ところで、秋場所の初日と言うと、今年は9月9日な訳で、この試合は9月7日だった事になる。この時期に4強の大混戦だったとなれば、本当の天王山はまだまだ先な筈なのだが、水島氏はそんな時系列の事など全く考えてはいないだろう。下手すると、秋場所は10月の頭とか勘違いしてるかもしれない。さて、東京はアジアシリーズ出場権争奪戦出場権争奪戦を制したらしいが、リーグ優勝したのかどうかすら不明で、他の上位2球団がどこなのかもさっぱり分からないと言う不透明この上ない展開で日本シリーズへ突入する事に…。史実の日本ハムのV2はあっさりスルーされ、ファンを自称しながらとてもそうは思えないソフトバンクも優勝に絡んだのかどうかすら不明。こんな無意味極まりない四国戦を描いている暇があったら、アジアシリーズ出場権争奪戦出場権争奪戦をダイジェストでやってくれた方がまだマシだったよ。来週からはリーグ制覇もしていない中日とのアジアシリーズ出場権争奪戦が始まる模様だが(まさか史実覆して巨人が出てきたりしないよな?)、ヒゲの関川がいなくなってしまった今、中日の選手で背番号見なくても誰だか分かる選手は恐らく皆無だろうし、故障の福留が思いっきりスタメンで出てきたり、T.ウッズ,李の存在が抹殺されていたり欝展開なんだろうなぁ。んでもって、ロートル好きなだけに開幕戦の先発は人斬り抜刀斎ではなく、山本昌だったりしそうだ。頼むから血迷って岩瀬を先発させる様な真似だけは辞めてくれよ…。あとは落合監督にあてつける様に山井にパーフェクトさせたりしてな…。
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コメント一覧
復活の手助けをしてくれた小次郎より何もしてない山田の方が大事だなんて小次郎が不憫ですね。
まあ、我々は1ヵ月半ぐらいの間水島氏のスカシネタに踊らされてたということですね。
まあ今季1番のスカシネタはストッパー義経でしょうが。
水島氏が現実のプロ野球を冒涜しているのは今に始まった事ではないでしょう。
オリジナル球団を作ってしまった以上、史実を改竄しない限り、永久に優勝出来ない訳で
改竄の全否定はオリジナル球団の全否定→作品の全否定に繋がる身も蓋もない話に…。
せめて改竄するならば、史実の優勝チームにはある程度、敬意を払った描写を…
と思わずにはいられませんが、ただ、今回の話において、取り上げるべき
最大の問題点は優勝チーム云々と言った事ではないかと思いますよ。
ストッパー・義経なんてネタ、ありましたねぇ。今年の試合を振り返ってみると
開幕戦で里中パーフェクト→悪の温床・楽天戦は負け試合→オールスター→四国戦は圧勝
と来ては、全くストッパーの出番がありませんでした。
開幕前にああいうネタを作っておきながら、後に生かす気が全くないんですよ。
次の試合では前の試合の新設定は全てなかった事になるのが水島クオリティですからして…。
でも、今回の大垣ネタに比べれば、まだまだ許容範囲かと思いますよ。
とにもかくにも今回のスカシっぷりは酷過ぎます。

指摘されてたスコアボードのミスは単行本でも修正されていなかったし・・・。
この漫画の批評をしているHPもほとんど無いため大いに共感させて頂きました。