August 19, 2007 10:06
桑田、パイレーツ退団正式決定! 来季の去就決断は保留!
パイレーツから戦力外通告を受け、去就が注目されていた桑田だが、正式に退団する事が決定した。ウェーバー公示され、獲得を表明する球団はゼロ。パイレーツ側は桑田の若手への影響力がプラスに繋がると考え、僅か3週間後に閉幕となるにも拘わらず、傘下の3Aインディアナポリスでのマイナー契約を打診したがープン戦で痛め、完治しきっていない右足首の状態が思わしくない事もあり、桑田は「右足首がいっぱいいっぱい。痛い状態で通用する世界ではない。今年はプレーしないと決めていた」と、治療に専念したい意向を示し、これを固辞。トレーシー監督は「桑田と言う人物は、グラウンドの外でも球団にとって非常に価値のある人だと思う」と語っており、守護神マット・キャップス投手を初め、桑田をよき先輩と慕う若手投手も多い。対日本のビジネス要素も加味し、現役か引退か、いずれを選んだとしても、桑田との繋がりを断ち切りたくないパイレーツ側は桑田の退団への固い意思を尊重しつつ、シーズン終了まで保有権の残る「制限リスト」登録を打診。今季残り42試合分の年俸約1440万円を返上する事で、プレーの義務を生じないこの提案に対して、桑田は快く合意した。現在、ピッツバーグに滞在中の妻子は19日に帰国予定だが、桑田も挨拶回りや身辺整理等を済ませた上で数日遅れて、帰国する模様。来季の去就については「今は何も考えていない。焦って決断することではない。まだ8月だし、時間はたっぷりある。日本に帰ってから、自分の体に相談しながら、ゆっくり考えたい。何らかの形で野球には携わっていくだろう」と結論を保留した。日米通算2000奪三振まで、僅か8と迫っているが、「大事なのは過程。達成したら偉いとか、作れなかったらダメというものではない」と、記録の為だけに現役続行する方針はないとの事だ。
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