August 10, 2007 23:46
ガトームソン、薬物違反で出場停止! ソフトバンク、ダブルショックのサヨナラ負け! / 今日のプロ野球
◆D5−6G◆
3ゲーム差で迎えた首位攻防3連戦。序盤は内海,人斬り抜刀斎の両先発が3回を無失点と相譲らぬ好投を展開するが、先に崩れたのは人斬り抜刀斎。0−0で迎えた4回、ガッツ,李と連打を浴びると、阿部には死球を食らわせて、無死満塁。ここでホリンズをピッチャーゴロに打ち取るも、痛恨の悪送球で先制点を献上。なおも無死満塁の場面で古城をセカンドゴロに仕留め、まず本塁を封殺。しかし、ゲッツーを狙った谷繁の一塁送球が大きく逸れ、ボールが転々とする間に阿部の生還を許してしまう。立て続けの守乱に川相不在の重さを痛感し、落胆の色を隠せない人斬り抜刀斎はまたも満塁のピンチを作ると、松田記者,マッスル千代の富士に連続タイムリーを浴びて、この回、悪夢の5失点。結局、人斬り抜刀斎は5回限りで降板となってしまった。この後、共に1点ずつ取り合って迎えた7回、中日は3本の単打で一死満塁のチャンス。李は空振り三振に倒れるも、荒木を下げてまで左対左を無視して投入された代打・立浪がライトフェンス直撃の走者一掃タイムリー三塁打を放ち、内海をKO。8回には2番手・西村から森野が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに13号ソロを叩き込み、1点差まで詰め寄ったが、豊田に後続を断たれると、9回は上原に3人で捻られ、万事休す。内海は2年連続となる2桁勝利をマークした。
◆C7−3S◆
3タテで一気に最下位脱出を目論む広島は初回、梵の先頭打者アーチであっさり先制すると、更に、オチョアのタイムリーでこの回、2点。2回には、またも梵が2打席連続の9号ソロを叩き込むと、3回には求道者・前田のタイムリーで4点目。ヤクルトは5回に川本の2号ソロでようやく1点を返すも、その裏、石原のタイムリーで5点目を失った館山はこの回限りでKO。6回に青木の2点タイムリー二塁打で必死の応戦を図るヤクルトだが、その裏、広島は栗原がきっちり犠飛を打ち上げ、またまた突き放す。8回にも新井がこの日5安打目となるタイムリー二塁打を放ち、ダメ押し。最後はセーブのつかない場面ながらも、マウンドに上がった守護神・永川が3人で締めた。ブラウン監督は通算100勝目。
◆YB6−8T◆
初回から村田,内川のタイムリーで2点を先制された阪神だが、「ホワイト」とすると、ソフトバンクからクレームが来るかもしれないと恐れたのか、登録名をフルネームにされた横浜先発・マットホワイトに対して、直後の2回、投手の上園のタイムリーで1点を返すと、なおも満塁の場面で突如、1番に起用された浜中が2点タイムリーを放ち、逆転に成功。続く3回には桜井,代打・葛城のタイムリー二塁打で3点を追加。しかし、横浜も負けじと4回、シーツのタイムリーエラーで1点を返した後、メカゴジラに11号3ランが飛び出して、一気に同点。6−6で迎えた6回、阪神はシーツのタイムリー二塁打で均衡を破ると、更に、続くキュラソ星人が犠飛を打ち上げ、8点目。昨夜、それぞれ2回ずつ投げたJFKだが、この日も全員引っ張り出されて、この2点を守りきった。藤川はこれで30セーブ目。
◆Bs7−5H◆
首位を走るソフトバンクに激震が走った。昨夜も好投を見せた先発ローテの一角・ガトームソンの服用していた飲むタイプの育毛剤がドーピング検査に引っかかり、20日間の出場停止処分を下されたのだ。ガトームソンはこの薬を服用している事をキャンプ中に自ら報告しており、悪意はなかった様だが、球団の管理体制に落ち度があった。V争いが本番に突入するこの大事な時期にこの処分はチームにとって深刻なダメージだ。出場停止が登板翌日からであったのが唯一の救い。やはり、これは鎖国政策を打ち出しながら、ソフトバンクをシメまくっている水島の呪いの影響なのか!? この事件がチーム内にも動揺をもたらしたか、安定感抜群の先発・杉内が初回からローズのタイムリー二塁打で先制を許すと、2回には前田に3年ぶりのアーチとなる2ランを被弾。4回にも前田にタイムリーを許した杉内はあえなくKO。7回には3番手・小椋が阿部真に犠飛を打ち上げられ、5点目を献上。この5点目は致命的になるかと思われたが、直後の8回、ここまで散発4安打と沈黙していたソフトバンク打線が突如、覚醒。先頭の田上のヒットを皮切りに、3連打で1点を返すと、代打・ブキャナンが歩いて満塁となった所で本多が走者一掃タイムリー三塁打を浴びせて、1点差。そして、続く川崎がセンターへ犠飛を打ち上げ、ついに同点。試合はその儘、延長にもつれ込んだ。迎えた11回、ソフトバンクは二死一、二塁のチャンスを作るも、本間が三振に倒れて、二者残塁。すると、その裏、偽バファローズは10回から登板の馬原に対して、一死からラロッカがヒットで出ると、ここで牛込氏に「無理に決まってますよ! 夢よ、もう一度って事だろうけど、そんな選手が通用するほど、日本の野球は甘くないですよ」と酷評されたローズがついに山崎武を上回って単独トップに立つ37号2ランをレフトスタンドへ叩き込み、サヨナラ勝ちを収めた。
◆E7−6M◆
悪の温床・楽天先発・田中に対して、ロッテは3回、二死満塁からオーティズの2点タイムリーで先制すると、更に、続く大松がライトスタンドへ2号3ランを放り込み、大量5点のビッグイニングを形成。しかし、田中が炎上すると、何故か活発になるのが悪の温床・楽天打線。その裏、すかさず、無死満塁と絶好のチャンスを掴むと、山崎武はゲッツーに倒れるも、この間にまず1点。更に、ショートのタイムリー二塁打で2点目。田中は5回にも1点を失い、降板となるが、6回、渡辺直のタイムリー二塁打,高須の犠飛で2点を返した悪の温床・楽天は、7回には代打・フェルナンデスが同点15号2ランを叩き込んで、田中の黒星を消す事に成功。勢いに乗る悪の温床・楽天は土壇場9回、一死一、二塁から草野がライト前にタイムリーを放ち、劇的なサヨナラ勝ち。4番手・小山に今季初勝利がついた。
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川上、何と言うことをしてくれたんや。あんたのせいで、試合ぶち壊しやないか。