July 09, 2007 00:10
桑田、汚名返上の好投! 1回を三者凡退の無失点!
桑田がカブス戦で11度目の登板。5試合ぶりのマウンドは1−7と6点ビハインドで迎えた8回と言う敗戦処理的な起用だったが、前回、7失点KOの大炎上となっただけに、信頼を取り戻す為にも大事なマウンドである事は桑田も十二分に承知していた。しかも、三塁塁審にはオープン戦で悪夢の衝突をかましてきた巨漢・ベル審判がいると言う不吉な状況ではあったが、桑田は意に介さず、先頭のセリオと対峙。0−2とボールが先行するも、ここから低めに集める投球で追い込むと、高めでファールを打たせてから、最後はピッチャーゴロに仕留め、まず一死。続いて、「(レオンには)プロ入りして間もない頃に声をかけて貰った事を覚えている。(その息子と対戦出来るとは)感慨深いものがあった」と言う横浜・ヤクルト時代に対戦経験のあるレオン・リーの息子デレク・リーとの対決では1−1からショートゴロに打ち取った。レオンとは力と力の勝負をした桑田だが、息子には技で勝負。してやられたデレク・リーだが「父と戦った人と対戦するなんて素敵だね」と、感激していたと言う。そして、4番・ラミレスも同じくカウント1−1からショートゴロと、全て内野ゴロに抑えての三者凡退と、汚名返上の好投を展開。試合後の会見で「悪い時は誰にでもある。うまく切り替えないといけない。またチームに貢献出来る投球をしていきたい」と語った桑田は「今日はいい投球だった」と興奮気味に何度も繰り返した。冷静な桑田のいつにないテンションの高さは今回の登板がただの敗戦処理ではない事を実感させるものだった。トレーシー監督は「速球を低めに集めていたので、高めのカーブが生きた」と桑田の投球を評価しており、今後も重要な場面を任される事が増えそうだ。
こぼれ落ちた一球―桑田真澄、明日へのダイビング
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コメント一覧

海の向こうとは言え、桑田ネタをこう頻繁に取り上げられる日々が甦った
と言うのは、藤田チルドレンを愛してやまない者としては嬉しい限りです。
「造反五人衆」誕生のきっかけは私も記憶が不鮮明です。
茂雄に対して、具体的な造反劇があったとか言う事ではなく
どういうシチュエーションだったか忘れましたが
茂雄そっちのけで、かつての恩師である藤田氏だか王さんだかに
5人揃って挨拶に行ったとか、そんな様なネタだった気が…。
某スポーツ紙で「造反?」みたいに軽く茶化されたのですが
丁度、5人が茂雄から不遇な扱いを受けまくっていた頃で
この対立構造はネタにしやすいな…と言う事で頻発する様になりました。
思い返すだに「日日」は茂雄 vs 造反五人衆ネタになると
キレ味が増していた気がしますね。