July 02, 2007 19:48
冴える一球のスライダー隠し! 田中、完投勝利目前! / 今週の「ドカパロSS 地獄変」
ジャンケン野球の使い手・山田にスライダーを読まれて一発を食らったものの、田中はその後も、スライダーをひた隠しにする一球のリードに支えられ、東京打線を翻弄し、終盤まで追加点を与えない。一方、ペース配分無視で飛ばしまくっているでかせぎ君もアウトカウントを稼ぐしか能のない悪の温床・楽天打線を抑え込み、1−2の儘、試合は土壇場9回裏に突入。凄いと言っても、所詮高校を出たばかりの選手のスライダーは大した事はなく、実は小さな曲がりのカーブ…と思われている球がスライダーの正体であり、既に何球もスライダーを投げているのでは?などと、サルが余計な事を言い出してしまった為に、またまた無駄な事を考え出す東京ベンチ。山田は鋭く曲がる球こそがスライダーだと主張するのだが、実際にスライダーを打った本人の言葉だと言うのに、ナインは釈然としない様子。それはさておき、この回の東京は1番からの好打順。第2打席の殿馬のごとく、左打席に入った岩鬼に対して、一球は全くの無警戒で安易にど真ん中を指示するが、スイングこそ不格好ながらも、左ならど真ん中を悪球に出来る岩鬼は一塁の頭を越すヒットで出塁。続く殿馬が送って、一死二塁となった所で、微笑はストレートが来ると自信満々で打席に立った挙げ句、ようやく投じられた鋭く曲がるスライダーでまたも裏をかかれ、バットを叩き折られてのピッチャーゴロ。岩鬼は二塁に釘付けとなり、二死二塁で山田の打席を迎える事となった。一塁は空いているが、果たして、山田は歩かされるのか?
攻撃面での一球にはそれなりに期待していたのに、あっさり2発打っただけで、走者としての活躍は全く見せず仕舞いでもう9回になってしまった。一体第3,4打席はどういう結果だったのやら…。「一球の足 vs 山田の肩」をやらずに終わるなんて、肩透かしも甚だしい。さて、相変わらず、「下手の考え休むに似たり」を地で行く水島野球。何でこうも余計な事を考えて自らの首を絞める話ばかり描くのかね…。小さいカーブの様に見える球の球種名が「スライダー」だろうが「カーブ」だろうが、それが何だと言うのだ。とにもかくにも、東京のスコアラーは無能過ぎるのか、そもそも存在すらしていないのか、いずれにしろ、プロの球団として、大きな欠陥がある事は間違いない。岩鬼は左で打つ発想があり、山田もそれが効果的だと分かっているなら、日頃からやれよ…と。そもそも、左打ちの効果は光高校戦でとっくに分かってるやんけ…。殿馬の送りバントに対して、飯島は「弱気」だと土井垣采配を批判したが、ストーカー女のさげまん効果に苛まれている殿馬には下手に強行させても裏目に出るだけだと判断しての事だろう。インケツ采配の土井垣にしては、まともな考えだと思うぞ。それにしても、微笑の読みは全く当たらないにも拘わらず、何故に、ああも自信満々なのか。それ故にひたすら滑稽に見えるばかりで、実に可哀想…。敬遠の可能性を匂わせても、最後は山田とは勝負だろうが、どうせ打ったら山田は凄い、抑えたら一球は凄い…なので、どっちに転んでもどうでもいいやね…。
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コメント一覧
カーブスライダー論争には呆れましたし、
一球の意表をついた?リードとやらも説得力なし。
攻撃は山田と一球が何の前振りもなくホームラン打つだけだし…
奇策を使って四球か何かで塁に出た一球が緒方と山田を翻弄しまくり、失投を誘って山崎がホームラン… とか、それを読んだ殿馬が後ろでこっそり何か秘策を… とかならまだ野球の面白味があると思うのですが。