June 22, 2007 23:08

必殺・ジャンケン野球炸裂! 山田、田中からの一発で2000本安打達成! / 今週の「ドカパロSS 地獄変」 1

 初回はストレート,2回はフォーク,3回はカーブと、イニング毎に同じ球種を続けるリードを見せてきた一球だが、4回からそのリードは一変。岩鬼に対しては初球はど真ん中ストレートと芸のない攻めを見せ、またこの回もストレート1本なのかと思いきや、2球目はフォーク,3球目はカーブ(いずれもど真ん中)3種類の球種を交えて、岩鬼を三球三振に斬って取る。続く殿馬は左打席に入ってリズムを崩そうとするが、岩鬼同様にストレート,フォーク,カーブの順で攻められて、ファーストゴロに倒れてしまう。これを見た微笑は自分にもストレート,フォーク,カーブの順で来ると睨み、初球のストレートを待つが、裏をかかれたカーブにあえなく凡退。ここまでしてやられながら、依然として読みに頼る野球を変えようとしない味方打線に怒りを隠せないでかせぎ君は一球以外はアウトカウント稼ぎ要員でしかない悪の温床・楽天打線を苦もなく3人で仕留める。その裏、2度目の打席に入った山田に対して、一球はついにこの試合初めてのスライダーを要求。しかし、山田をこれを読み切って、ライトスタンドへ豪快なアーチを叩き込み、2000安打を達成。一球はどんな球でも対応出来る筈の山田がスライダーが1球も来なければ三振してもいいかの様な待ちをしていた事に唖然とするのだった。

 大方の予想通り、山田が田中からの一発で2000本安打を達成………したのだが、ただの追撃アーチ扱いで2000本目である事に全く触れないとはどうした事か。水島氏は一球の忍法野球に夢中で2000本の事など、すっかり忘れてしまっているのだろうか。ところで、どんな球でも対応出来るのに、三振覚悟のヤマを張るとは…などと驚いている一球の山田観は勘違いも甚だしいだろう。山田がヤマにしろ、読みにしろ、事前に球種やコースを絞って、それを的中させられない限り、まるで打てない打者に落ちぶれてしまっている事なんて第一打席でモロ分かりなのに…。それにしても、今回も上位打線3人の扱いが極めて酷く、泣けてくる。悪球打ちの岩鬼に対して、変化球は厳禁な筈…。たとえ収まる所がど真ん中だからと言って、あの岩鬼がフォークやカーブをああも簡単に空振りするなんて事が果たして、ありうるだろうか(あと、ストレートばかりか変化球も確実にど真ん中に決められる田中の制球力は凄まじいね)。殿馬もかなり無体な扱い…。リズムなど関係ない山田の様な読み一辺倒バッティングになっているではないか。ストーカー女のさげまん効果による錆び付き具合は予想以上に凄まじい事になっている様で、ソフトバンク戦と言い、今季の殿馬はひたすらに精彩を欠いている。今まで全く描かれた事のない殿馬の長期スランプと言う斬新な展開の為の布石を着々と進めている最中で、「やはり、ストーカー女こそが最大の弊害なのだ」と言う事で破局する方向に向かうのならば、この体たらくにも我慢出来ると言うものだが、恐らくそうはなるまいて…。微笑も相変わらずのかませ犬っぷり…。第一打席同様、一球のリードを完全に読み切ったつもりで意気揚々と打席に向かい、あえなく裏をかかれる無様さに涙が止まらないよ…。そして、とどめが悪の温床・楽天実在選手軍団のアウトカウント稼ぎっぷり…。こんな調子では確実にパ・リーグ、いや、日本プロ野球は崩壊するので、メジャー編でも描いて、アメリカ全土に呪いをかけてくれんかな…。そうすりゃ、今夜の松井さんや鈴木一朗達も日本に戻ってくるよ、きっと…。どうでもいいけど、山田も土井垣も敵対している田中を「マー君」呼ばわりするのは何とかならんかな…。特に、指揮官の土井垣…。凄ぇ緊張感削がれるんだが…。

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