May 21, 2007 21:29
切り札・ホワイト、出場ならず! ソフトバンク、悪夢のパーフェクト負け! / 今週の「ドカパロSS 地獄変」
パーフェクトまであと一人と追い込まれたソフトバンク。パーフェクト破りに執心するのではなく、一発で同点狙いを目論む王さんは山崎に代わって、ついに切り札の「あの男」ではなく、田上を投入。田上を意外性の男と分析する山田は意外性の男に意外性のリードは効果的でないとし、セオリーのリードで行く方針を固める。それに対して、田上は右に左にあわやと言う大ファールを連発するも、結果として、2−0と追い込まれてしまう。ここでセオリー通り、決め球・スカイフォークに的を絞った田上だが、山田は舌の先も乾かぬうちに、ど真ん中ストレートを要求する意外性のリードを展開。山田の腹黒さにまんまと引っかかった田上は空振り三振に倒れ、この瞬間、里中はパーフェクトで通算150勝を達成。山田は自分のリードに陶酔しながらも、それを悟られると叩かれると睨んだか、「すごい義弟だ」などと里中をプッシュしたつもりの様だが、「義弟」などと言ってしまった為に、サチ子との破局に微かな望みを繋ぐ里中ファンの怒りを無駄に買う事になってしまうのだった。
誰も期待していない里中のパーフェクトが達成され、誰もが期待していた「あの男」は出ず仕舞い! 「期待を裏切り、予想を裏切らない」と評される水島氏にそんな粋なファンサービスを期待する事自体、無茶と言うものか。結局、岩鬼の3発→400号達成→結婚はスカシネタ。山田と松中の4番勝負もスカシネタ。殿馬のストーカー女症候群に至っては、全く意味のなかったクズネタでしかなく、挙げ句の果てに、飽き飽きしているパーフェクトネタで終わっちまうとはね。田上が出てきた際、中日から捨てられて、拾われたとか、全くタイムリーでも何でもない蘊蓄が東京ベンチでは披露されていたが、アナウンサーならともかく、相手ベンチでこんな話、絶対しないだろ。移籍初打席とかならまだしも、もう2年目なんだから、今更、アナウンサーだってしないぞ…。ところで、王さんに「パーフェクトをやられた選手達を責めたりはしない。やった投手を讃えるだけだ」なんて言わせているが、これは要するに「実在選手やチームをシメているのではなく、単に自分のキャラを持ち上げているだけだ」と言う水島氏の弁解なのだろうか。しかし、こうも実在選手をシメてシメてシメ倒しまくり、一方的に水島キャラに対して「凄い」を連発する様を見せられて、実在選手が決して噛ませ犬状態になどなっていない…なんて思って貰おうとは、あまりにも虫が良過ぎる話だ。それにしても、水島の呪いでソフトバンクが被ったダメージは大きい。パーフェクト達成後は嫌な負け方が続いてるし、何より、斉藤和と川崎は未だに戦線復帰出来ずにいるしなぁ。これでも首位にいるってんだから、ソフトバンクも大したものだが、逆に言えば、呪いがなければ、ぶっちぎりトップだったのに…。嫌な意味で水島氏が混パを演出した立役者になってしまってるよ…。どうせ東京を優勝させるつもり満々だから、実在チームのどこが優勝しようが関係ないんだろうなぁ。
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コメント一覧
完全試合を破られることを期待していましたが、そうはなりませんでした。田上への呪いの影響が心配です。
殿馬に対して、変則で対抗するのは危険理論は
山田に限らず、劇中では色々な人が言ってますが
殿馬が封じられるケースって、むしろ変則な事の方が多い気がしますね。
所詮、山田の読みも、対峙する打者の読みも
水島氏の掌の上にありますからして
打者の読みを水島氏が山田の読みと違えて描くだけで
説得力の有無に拘わらず、簡単に裏をかける訳で…。
その上、山田のリードを安易に「凄い」
と表現してしまうのは、釈然としないものがありますね。
田上は一見、持ち上げている様で、結局、シメた訳で、呪いが心配ですね。
それにしても水島氏のソフトバンクに対するシメっぷりは想像を絶するものがありますね。なにしろ、ドカベンだけではなくビッグコミックオリジナルで連載中の「あぶさん」でも阪神の影浦影虎に11回表までノーヒットノーランやられてますから。しかもそのノーヒットノーランを破ったのは親父の影浦安武。実在キャラは完全に蚊帳の外です。なんですかねえ、水島氏のキャラにシメられることが応援になるとでも思っているのでしょうか。
「あぶさん」はノータッチなのですが
そんな展開になってましたか。流石、水島氏…。
オリジナル球団の出来た「ドカパロSS」は
一方的に実在選手が水島キャラにシメられるパターン。
実在球団に水島キャラが所属している「あぶさん」「ドカパロ」は
水島キャラのおかげで実在球団が勝たせて貰うパターン
になってますよね。