May 24, 2007 21:40
ギブソン、気迫の投球炸裂! 日本、連続三振で勝ち越しならず! / 今週の「MAJOR」
病院での一件で過去を清算した筈のギブソンがマウンドに上がったのを見て、日本ベンチの茂野は憤りを覚えていた。茂治の事で責任を取って貰いたいなど誰も思っておらず、ここで命を落とす様な事があれば、今度はJr.があの時の吾郎と同じ目に遭わせてしまう事を考えれば、あんな事があったからこそギブソンは生きるべきだと、同じ人の親として納得出来なかったのだ。一方、アメリカベンチでは監督がアレックスからギブソンに何かがあったら恨むぞと言われながら、野球人ギブソンに一生恨まれる選択をしたくなかっただけだと開き直り、万一の時の為に救命班を待機させていた。プレイ再開となり、ギブソンと対峙する吹留は148kmと特別速い訳でもないギブソンのボールに全く手が出ず、空振りを連発した挙げ句、見逃し三振。ベンチの寿也もギブソンの気迫のこもったボールに全く打てそうな雰囲気がしないなどとシャッポを脱ぐ有様で、その言葉通り、癒し系ぬいぐるみスラッガー・光中もあえなく空振り三振。結局、日本は絶好の勝ち越しチャンスを逃して、二者残塁。これを見ていた吾郎は茂野の言葉はもっともだと同意しながらも、あの事故以来、他人の為に重い十字架を背負いながら野球を続けてきたのだから、最後くらいは自分の為に野球をやらせてやろうと、ギブソンの登板を受け入れるのだった。
ホント、アレックスはすっかりいいヤツになっちまったなぁ。なのに、監督には恨むなら恨め…とか軽く見られちゃってるのが可哀想だ。監督はすっかり開き直っちまってるが、ギブソンにどれだけ恨まれてでも、ギブソンの命を守る立場にある人だと思うがなぁ。最早、ギブソンは茂治に対する業を背負っている訳ではなく、単にアメリカを優勝させるべく邁進しているだけだ…的な描かれ方をしているが、依然として、「父の命>優勝」なJr.は万一の事があった場合、果たして納得するのかね?
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