May 06, 2007 21:01
鈴木尚、痛恨の後逸! 春風亭半ケツ、8回2失点も開幕6連勝ならず! / 今日のプロ野球
◆G1−2S◆
開幕5連勝で月間MVPを獲得した春風亭半ケツはこの日も初回から三者三振と素晴らしい立ち上がり。一方、ヤクルト先発・石井一も先頭のマッスル千代の富士を歩かせたものの、そこから三者三振の快投を見せ、試合は両投手の息詰まる投手戦へ発展。0−0で迎えた6回表、一死から飯原の右中間への打球をこの回からホリンズに代わってセンターに入っていた鈴木尚が強引に取りに行って、痛恨の後逸。ボールが転々とする間に飯原は俊足を飛ばして、一気に三塁を陥れると続くガイエルのどん詰まりの打球がセンター前にポトリと落ちて、ついにヤクルトが1点を先制。7回には不振に喘ぐ宮出がライトスタンドギリギリに飛び込む今季初アーチを放ち、貴重な2点目を追加。8回裏、巨人は春風亭半ケツの代打・矢野がヒットで出ると、マッスル千代の富士のピッチャーゴロの間に二進。ここで松田記者が8球粘ってレフト線へタイムリー二塁打を放ち、ようやく1点。続いてこの日2安打と石井一に合っているガッツが9球粘ったものの、ピッチャーゴロに倒れると、李もサードへのファールフライに終わり、同点ならず。このピンチを切り抜けたヤクルトは9回から守護神・高津をマウンドに送り、3人で抑えて逃げ切り。ヤクルトは連敗を4でストップさせた。春風亭半ケツは打線に見殺され、ついに今季初黒星。それにしても、致命的な後逸をしたから言う訳ではないが、あのタイミングでホリンズを下げて、鈴木尚を投入した意図が納得出来ない。2安打に抑え込まれている中盤で攻撃力を落として(打率は鈴木尚の方が上だが)守備固めなどと、リードもしていないのに6回で守りに入ってしまうと言うのは少々弱気な姿勢だったのではなかろうか。
◆D3−7YB◆
中日先発・山本昌に対して、横浜は2回、先頭の村田がレフトスタンドへ5号ソロを放り込み、1点を先制。更に、一死一塁から吉村にも3号2ランが飛び出し、この回、3点。前日、死球を食らった森野を欠く中日は巨人戦限定好投手・土肥の前に3回まで僅かに1安打と沈黙していたが、4回、二死一塁から中村紀が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ5号2ランを放り込み、1点差。しかし、5回以降は快音が聞かれず、あと1点が届かない。山本昌は3回以降、追加点を許さない好投を見せたが、打線の援護に恵まれず、7回限りで降板とまたも白星ならず。8回、山本昌に代わってマウンドに上がった2番手・平井に対して、横浜は鈴木なおのりのタイムリーで貴重な1点を追加。更に、9回には無死満塁から相川の走者一掃タイムリー三塁打でダメ押し。中日はその裏、T.ウッズが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに12号ソロをぶち込んだが、焼け石に水で連勝は3でストップした。
◆T−C◆
降雨中止。
◆H4−6L◆
西武は2回、ヒットのカブレラが田之上のボークで二塁へ進んだ所で栗山がセンター前へ先制タイムリー。3回には礒?が2号2ラン,4回にはG.G.佐藤が8号ソロ、更に、5回には中島の2号ソロ,ベンちゃんの5号ソロと一発攻勢で着々と加点。大量6点を追うソフトバンクは7回、代打・本間の2号2ランと本多の2点タイムリー二塁打が飛び出して、2点差まで詰め寄ったが、8回はミッチー,9回は小野寺と繋ぐ西武のリレーの前に反撃を断ち切られた。
◆F1−0Bs◆
日本ハムが初回一死一、二塁のチャンスをゲッツーで潰せば、直後の2回、偽バファローズも同じく一死一、二塁のチャンスにゲッツー。序盤のピンチを逃れ、伊集院光の弟子・金村,セラフィニの両先発は徐々にペースを上げ、いずれも5回まで無失点。0−0の儘、迎えた6回、日本ハムは飯山,劇団ひちょりの連続二塁打でついに均衡を破る先制点をゲット。土壇場9回、守護神・MICHEAL投入で逃げ切りを図った日本ハムだが、よもやの3連続四死球で無死満塁のピンチを背負う大乱調であえなく降板。しかし、急遽、マウンドに上がった武田久がラロッカ,ローズと連続三振に斬って取ると、下山をショートゴロに打ち取る完璧なリリーフを見せ、完封リレーを達成。日本ハムはこれで4連勝。また、2000安打へ3本と迫る田中幸は5番スタメンで起用されたが、3タコに終わった。尚、敗れた偽バファローズはゴールデンウィーク全敗の9連敗。
◆M−E◆
降雨中止。
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