March 29, 2007 22:41
最後の聖域、墜つ! 腐りゆく天才児… / 今週の「ドカパロSS 超地獄変」
今週は正に地獄! 流石、「地獄変」のタイトルに偽りなしと言う文字通りの地獄的展開だ。立ち読みをしていて、マジでチャンピオンを破り捨てそうになった。いっそ、破り捨てる為だけに買おうかとも…。立ち読みでレビューを書く為、いつもは何度か読み返すのだが、今回は精神衛生上、とても2度目は読めなかった。あの悪夢の様な事実を自らの手で具体的に記すなど、到底はばかられる程の失望感に打ちひしがれている。やはり、この作品の今後には地獄しか待っていないのか? 最後の聖域がひたすら堕落していく様をただ見守るしかないと言う精神的苦痛に耐えてまで、レビューを続けなければいけないのか? 過去の名声で食いつなぐだけのこのダメ漫画…、たとえ、長年本誌を支えてきた御大であろうとも、編集部には勇気を持ってバッサリ切り捨てる英断を大いに望みたい。
とりあえず、僅かに残った理性で必要最低限の事は記しておこう。東京のその後の攻撃は殿馬がピッチャーゴロ,微笑が空振り三振,山田がショートゴロですんなり終了。里中が2年越しの150勝を懸けてマウンドに上がる中、サチ子はじっちゃんと共に両親の墓前で里中との婚約を報告するのだが、じっちゃんは寺の和尚に「思い残す事はないだろう」だの「いつでも迎え入れる準備は出来ている」だのと、不吉な事を囁かれてしまうのだった。
殿馬は昨年の最終戦で2200安打に到達した筈なのに、いつの間にか2本減らされて、2198安打となり、この試合で2200安打を達成出来るか?なんて、とんちんかんな事に…。だが、これはありえない事か…と言うと実はありうる。最終戦の2安打がいずれもエラーかヒットか微妙なプレーで試合後になってから、記録員がエラーに変更した場合だ。あの2200安打と言う話が出たのは試合直後だったしな。もし、こういう展開だったとすれば、「2安打打ったらプロポーズ」と言うストーカー女の願掛けは不成立と言う事になる。もしや、これは水島氏の殿馬×ストーカー女破局作戦の一端なのか? 今週の地獄的展開も殿馬がこの儘、ストーカー女に拉致軟禁されていてはダメになると自覚し、別れる為の布石なのではないか?……と解釈せずにはおれない。記録の確認の為にバックナンバーを見返していたら、山田は昨年の段階で1998安打なのに1本増やされており、岩鬼に至っては417本塁打だったのに20本も減らされていた事が明らかに! ただでさえ、本塁打ペースが異常極まりない程、下落している矛盾たっぷりな岩鬼の通算本塁打数なのに、更に、減らしてどうする!? こんないい加減な事ばかりやっていて、何故、編集部の検閲が入らないのか。杜撰もいい所だが、今や編集部は水島氏のミスを指摘する事すら許されないのだろうか? また、微笑はいつの間にか325本塁打をマークしており、330本塁打まであと5本との事。山田の2000安打,岩鬼の400本塁打,里中の150勝で騒ぐのは分かるけど、2200安打やら、330本塁打に対して大騒ぎされてもなぁ…。辛うじて、2200安打は許せるとしても、330本塁打は全くもって訳が分からない。10本塁打区切りでいちいち騒いでたらキリがないだろうに…。あ、そうそう、サチ子曰く里中は「はりきり屋で頭のいい人」らしい。はりきり屋かどうかはさておき、頭はあんまり良くないだろ…。無駄に考えて裏目に出たり、したり顔で間違った解説をかましたり、「下手の考え休むに似たり」を地で行っているイメージが強いんだけどなぁ…。
ランキング投票にご協力下さい→ 人気blogランキング
- ブログネタ:
- 今日読んだ漫画の感想 に参加中!