March 21, 2007 20:58

渾身の100マイルを粉砕! Jr.、会心の逆転弾でリベンジ成功! / 今週の「MAJOR」 2

「今度こそ、きさまのこの100マイルを俺は打ち砕いて勝者になる!!」

 いきなり初球から痛打したJr.の打球はライトポールを僅かに右へ切れる大ファール。吾郎の投じた球は、ジャイロフォークがすっぽ抜けた失投だったのだ。すっぽ抜けのリスクがあるとは言え、ジャイロフォークを使わない訳にはいかないと言う寿也だったが、吾郎は打撃センス抜群のJr.に対して、ジャイロフォークを交えた駆け引きをした所でひっかからないから、100マイルの速球でねじ伏せるしかないと分析し、ストレート一本で勝負する事を要望。一方、昨秋、100マイル(=160km)の速球でバットを叩き折られた屈辱を忘れていなかったJr.は借りを返すべく、日本から折れにくいアオダモのバットを仕入れ、マシン打撃で100マイルの速球でもスイートスポットを外さない精度を高める特訓をこなしていた。徐々に球速を上げていく吾郎はカウント2−1からの4球目についに100マイルをマークするも、Jr.はこれを完璧に打ち返す。打球はバックスクリーンに突き刺さる逆転2ランとなり、見事にリベンジを果たすのだった。

 Jr.、よもやの完勝。眉村には完璧にシメられたのが嘘の様だ。単に、こいつ、速球に強いだけんじゃないのか? なら、ジャイロフォークを混ぜた方が良かったんじゃないのか?と思わずにはいられない。あと、吾郎の言動もどうも釈然としないなぁ。初球は失投なんだから打ち返された時にではなく、投げ損ねた段階で「しまった」と思うのが普通だろうし、投げ損ねを大ファールされた事に関して、そんなにプライドが傷つくものだろうか? それに初球からジャイロフォークのサインに頷いている訳だし、ジャイロフォークに対応された訳でもないのに、ストレート一本に切り替えるってのも何だか変だなぁ。Jr.にジャイロフォークを混ぜても無駄と思ってるなら、最初からストレート投げるだろ…。それにしても、逆転2ランかよ…。これでアレックスや主砲・ボルテックの活躍の場が奪われちまったかと思うと悲しい(T_T)。こうなると、この先はどう考えても、「9回表に同点→延長突入→ギブソン登板→Jr.にリベンジで世界一」だよなぁ。問題はどうやって同点になるかだ。8回表の攻撃内容が不明なんで9回に誰から始まるかが分からないのだが、7回は寿也で終わってる訳で8回が三者凡退なら、9回は1番から。コジローから始まる方がドラマ的には盛り上がるので、恐らくこれは確定と見ていいのではなかろうか。しかし、1番から始まるとなると、この時点で今夜の松尾さんが同点アーチを放つ可能性はゼロだ。逆転アーチを放ってしまうと、延長に突入する為にはまた吾郎が失点する事になるので、この回は同点止まりだろう。松尾さんは一発でないにしろ、せめて同点タイムリーくらい打たせて欲しいものだね。また松尾さんが四球で、ハマのスペランカーがタイムリーなんてオチはいい加減許されないと思うぞ

ランキング投票にご協力下さい→ 人気blogランキング



トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
Amazon Search
サーチ:
キーワード:
Amazon.co.jp のロゴ
Clock Link
プロ野球Freak
Recent Comments
Amazon.co.jpロゴ
  • ライブドアブログ