February 06, 2007 23:19

ストーカー女、ついに凶行! 殿馬、独身生活に赤信号!? / 今週の「ドカパロSS」 1

 日本シリーズの進出をかけたプレーオフ第2ステージだが、レギュラーシーズン1位通過による1勝のアドバンテージが重くのしかかったか、東京は1,2戦とあっさり連敗し、2年連続の日本シリーズ進出を逃してしまう。試合後、がっくりうなだれる東京ナイン。「主砲の不発や」と嘆く岩鬼に対して、「主砲」とは自分の事だと信じて疑わない山田は「チャンスに一発が出なかった自分の責任」などと図々しくも言ってのけるが、勿論、岩鬼の言う「主砲」とは岩鬼自身の事であり、山田は己の自意識過剰ぶりを指摘されるのだった。この東京の敗戦をTV観戦で見届けた山田家の3人。里中母の軽口により、プロポーズ計画が露見してから、少なくとも1週間以上は経っているにも拘わらず、この3人は里中が150勝を逃したのが、つい数分前の様な調子で会話しており、今更ながら聞かなかった事にしてくれと懇願する里中母の申し出を快諾するサチ子。しかし、その晩、サチ子は一方通行だと思っていた里中への想いを日記に綴る。150勝でプロポーズするつもりだった事に感激しながらも、達成出来なかった事に憤りを覚え、あと1勝がもし出来なかったら…と妙な不安に駆られつつも、一生かかっても待つ、と涙を流すのだった。一方、ようやく横浜へやってきた夏川親子を迎える岩鬼が出迎えていた。岩鬼の住むマンションの隣りがたまたま空室となり、そこへ夏川親子が住む事になった事に運命的なものを感じる岩鬼は遙の為に女の子でも入れる野球部のある学校(岩鬼がかつて通っていた明星小学校)への手続も済ませるなど、実に用意周到。遙の気持ちも考え、しばらく時期を見計らってからプロポーズする構想を練っていた。また、新保土ヶ谷ホールでチャリティーピアノコンサートのリハーサルをしていた殿馬だが、帰ろうとした際、突如、ストーカー女が姿を現す。恒例のストーキング行為に嫌悪感を抱きながらも、ポーカーフェイスを貫く殿馬の様子に、全く嫌がられているとは思っていないストーカー女はいけしゃあしゃあとプロポーズ。殿馬は束縛されるのが嫌だから今まで独身でいたのだろうと理解を示しているかのかと思いきや、束縛も拘束もしないし、今まで通りの生活をしていればいい、同じ家を出て仕事に行き、同じ家に帰ってくるだけでいい…とぬかしながら、「私のものにしたいだけ」などと、これ以上ない束縛行為を悪びれる事なく口にするのだった。かくも図々しいストーカー女に呆れ果てる殿馬はまともに応対する気もなく、ただ「づら」としか答えないのだが、これを勝手に肯定と都合よく解釈したストーカー女は両親へ報告すると大喜びしながら、殿馬を強制拉致。そんな中、日本ハムは日本シリーズで中日を4勝1敗で下し、あっさり日本一。SHINJOはユニフォームを脱ぐ事となった。

 誰か、ストーカー女の暴走を止めてくれ〜っ! 誰のものにもなりたくないのが、殿馬のスタイルだと分かっていながら、その告白の仕方は支離滅裂極まりないだろ! 殿馬もどちらとも取れる態度で受け流し続けるのは辞めて、いい加減、はっきりと三行半を叩き付けてやれよ!と、殿馬ファンの私がイラついているのと同様に、里中ファンのストレスも最高潮に達している事だろう。里中がいつまでもプロポーズを先延ばし先延ばしにした挙げ句、結局、サチ子にフラれて岩鬼とくっつく…のが既定路線の筈なのだが、一体いつからそんな気になったのか、サチ子は里中のプロポーズを待ち焦がれて涙を流したり、岩鬼と夏子はんがくっつく事に障害が殆ど皆無だったりと、里中の独身続行を願うファンには向かい風が吹く一方。私も岩鬼×サチ子は出来レース説を唱え続けている為、この展開には流石に危機感を抱いているが、逆に、ここまで来ながら、岩鬼と夏子はんをどうやって2度目の破局に至らせ、サチ子とくっつけるつもりなのか…と言う事に少なからず興味がある。その所為で、また夏子はんが弄ばれるのかと思うと気の毒でならないが…。里中の150勝に対するサチ子の不吉な予感は里中が今度の春季キャンプないしはオープン戦辺りで大きな故障に見舞われ、長期に渡って投げる事すら出来ないと言う状況に見舞われると言う暗示だろうか。一生待つ…とはあまりにも不穏当な発言だ。それにしても、気配りも良く、包容力溢れる岩鬼の男らしさは里中とは雲泥の差だな。そもそも、里中はプロポーズプロポーズと結婚を焦る前に、まず普通に恋人としての交際を申し込めと言いたいね。ところで、岩鬼,殿馬,里中と浮いた話にまみれている中、主人公の山田だけが蚊帳の外。おかげでサチ子を守る為に故意のヘッポコリードや故意のパスボールで里中の150勝を阻止したりするしかない様は実に不憫である。元々、一番最初に浮いた話が出たのは山田だったのに、やはり、遥(夏子はんの娘にあらず)の存在は完全に忘却の彼方なのかね。遥(夏子はんの娘にあらず)の事を忘れ去っているなら、やはり、小林稔子を思い出して欲しいものだが、小林真司すら思い出せない水島氏にそれを期待するのは酷と言うものだろうか。それにしても、プレーオフ第1ステージが3コマで終わったかと思えば、第2ステージは1コマ、日本シリーズも1コマで終わるとは…。日本ハムが進出となれば、水島キャラ皆無のシリーズなんぞ、まともに描く訳はないよな。まぁ、この年に日本ハムが東京に優勝を断たれる話を描くのはいかにパ・リーグの疫病神と言えども、あまりにも非人道的だし、かと言って、ついこの間、日本ハムに負ける話を描いたばかりだと言うのに、また負ける話を描くのも面白みがないわな…。あの試合をプレーオフとして描いておけば、何ら問題なかったと思うのだが…。さて、このシーズンの総括だが、結局、桜木が何故「小岩鬼」呼ばわりされているのかについては、一切種明かしがなかったのはどういう事よ!?

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