January 28, 2007 13:51

覚醒・アレックス、炎の好走塁! アメリカ、ついに反撃開始! / 今週の「MAJOR」 3

「いてもたってもいられなくて来やがったのか…
 バカだぜ……! ほんと野球バカだぜ、あのオヤジ」

 病院のベッドで寝ている筈のギブソンが現れ、騒然となるアメリカベンチ。病状を知っているJr.は慌てふためくが、そんな事よりこの回に2,3点でも取らないと負けると、逆にたしなめられる。一方、改心したアレックスは一塁上で果敢にリードを取り、眉村に揺さぶりをかけていた。5点差で大事にしなければならない走者だと言うのにチョロチョロするなと、苛立つJr.だが、ギブソンは軸足に打球を受けたばかりの眉村にとって、軸足を回転させる牽制の動作と言った相手の嫌がるプレーをやる事は当然だとアレックスのプレーを支持。ベネズエラ戦の様に最後はパワーで何とかなるとタカを括っている向きのあるアメリカナインに対し、ギブソンは大国の傲りを捨てて、アレックスが見せている様ないやらしいプレーをきちんとしなければ、日本には絶対に勝てないと言い放つ。中米や日本にも優れたプレーは多数いる今、アメリカの野球が凄いのではなく、彼らが集まるメジャーリーグが凄いのであり、だからこそ世界中の野球ファンや子供達が見ているこの舞台で謙虚でひたむきなプレーを見せ、ボールパークには最高の夢が詰まっていると言う事を全身全霊で示さなければいけないと語るギブソン。そんな中、8番のハートマンがキャッチャーへの小フライに倒れるも、アレックスは一瞬の隙をついて、タッチアップで二塁を陥れる好走塁。更に、ボルテックがバットを折りながらもレフト前へ弾き返すと、アレックスは一気に三塁を蹴り、果敢なヘッドスライディングで寿也のブロックを突き破ると、ついに1点を奪い取るのだった。

 今回もギブソンの説教話。何だか、ギブソンメインの話はこんなんばっかりやな…。結局、アメリカナインは、またもや喝!を入れられてしまったよ。Jr.も難癖つけてはギブソンにたしなめられまくると言う小者ぶりを遺憾なく発揮するお寒い役どころで何だか哀れだった。投げる気はないとぬかしているギブソンだが、何だかんだでマウンドに上がりそうな気がしてならない。こうなってくると、吾郎が投手なのが恨めしいね。打者・吾郎に対するワンポイントとして登板…と言う見せ場は作れない訳で…。万一、ギブソンが登板した時の相手が寿也だったとして、果たして、それは盛り上がるのかね? しかも、そこで寿也がギブソンを打ち砕いたりしてしまったら、吾郎とギブソンの対決に割って入る形になるみたいでちょっとなぁ…。とりあえず、今夜の松尾さんが噛ませ犬扱いでギブソンから三振を食らわない事を祈るばかりだ。さて、覚醒しても打撃はイマイチだったアレックスだが、走者として大活躍! まがりなりにもスラッガーの見せ場として、それはどうなのよ?と言いたい気もするが、その辺の役どころはバーンズに託されるのだろうか。それから、ベネズエラ戦以来、その株は右肩上がりのボルテックがまたもしぶとくタイムリーと更なる活躍を見せたのも嬉しいね。

「メジャー」吾郎・寿也激闘編 9th.Inning

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