January 21, 2007 13:33

土佐丸戦の悪夢再び!? 東京バッテリー崩壊寸前! / 今週の「ドカパロSS」 1

 同点で迎えた9回裏二死三塁と、四国が一打サヨナラ勝ちのチャンス。ここで坂田の放った会心の打球は飛距離十分ながら、僅かにライトポールの右に切れる大ファール。ここで山田はまたもストレートを要求。一瞬、驚きを見せた里中だが、さっきの打球の後にまたストレートが来るとは坂田も思うまいと考え、山田のリードを信じて投げる事を誓う。かくして投じられた外角のストレートはまたも会心の打球を飛ばされるが、今度はレフトポールの左へ僅かに切れてのファール。大ファールを浴びる度に慌てふためいていたくせに、土井垣はファールを打たせてカウントを稼ぐ山田の好リードだなどと最初から分かっていた様に口ぶりですっかり楽観的な気分になっていたが、3球目を迎えて出た山田のサインに里中はプレートを外し、あからさまに不快感を示す。再びサインを覗き込むが、山田は頑としてサインを変えようとしない。渋々頷いたに見えた里中の3球目はフォーク。完全に裏をかかれた坂田はこれを空振りするも、ワンバウンドしたこのボールを山田が止められず、後逸。果たして、三塁走者・犬神がこの隙にサヨナラのホームを陥れるのか!?

 山岡の超ファインプレーで延長突入と言う予想は残念ながら脆くも外れてしまった。つまり、山岡は失意のどん底に叩き落とされた儘、放置プレイ状態である。可哀想だ、可哀想過ぎるぜ、山岡…。これでこの儘、サヨナラ負けしたら、立ち直れない…事ぁないか。負けたら終わりの14年前とは重みが違う。どうせプレーオフ第1ステージの開催地が変わるだけの事だし、里中のプロポーズの事なんか、山岡の知った事じゃないよな。里中は里中で、山田を信じて投げるとかぬかしていた矢先、たった1球で山田のリードに抵抗するなど、「信頼感」が聞いて呆れる行動。坂田のファールは計算尽くの結果ではなく、単なる結果オーライであり、土井垣曰くカウントを稼ぐ為の好リードなどではなく、サチ子を嫁にやらない為の陰謀リードである事に気付いたのだろうか。結局、あのフォークは山田が出し続けたサインなのか、里中が勝手に投じたのかが気になる所。もし、山田のサインだったとすれば、あの後逸はサヨナラ負けを演出すべく、不可抗力を装った故意の可能性が十二分に考えられる。下手に前に飛ばされて、誰かに捕られる可能性より、自分でミスを装った方が確実に負けられると言う深慮遠謀なのか!? 逆に、里中が勝手に投げたのだとすれば、いきなりサイン無視でフォークなんか投げられたら、そりゃ後逸もするわな…ってなもんで、正に自業自得。いずれにせよ、サヨナラ負けならプロポーズ計画はまたご破算になる訳だが、後者ならば、里中は自分の考えの甘さに絶望し、サチ子を娶る資格がないとか、縁がなかったのだとかほたえて、完全撤退する事もあるかもしれんなぁ…。それにしても、山田と里中の息が合わず、三塁走者が犬神で山田が後逸…と言うシチュエーションは、正に、選抜決勝の土佐丸戦を見ている様な展開。また山田が球審と接触し、ボールがたくさん転がったりしまいな…。あの時のセーフの判定は未だ持って納得いかないが…。

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コメント一覧

1. Posted by スポーツ瓦版   January 25, 2007 09:51
4 いつもTBなど世話になっております。

僕もドカベン読んでますよ。

当ブログが2周年&700記事を達成を致しまして
今後とも宜しくお願い申し上げます。

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