January 15, 2007 21:02

ギフソン、到着! ヘタレのアレックス、ついに覚醒! / 今週の「MAJOR」 3

  尻上がりに調子を上げていく眉村。持ち味のスライダーに加え、メジャーではあまり投げる投手がいないシュートが効果的に決まり、アメリカ打線は翻弄される。4回にはJr.が2打席連続三振に斬って取られるなど、依然としてゼロ行進を続けるばかり。依然として、ヘタレモードのアレックスはこの劣勢は初回のチャンスを潰したJr.の所為だと言わんばかりに皮肉り、ムードを悪くするばかり。Jr.だけでなく、名目上、熱射病で倒れた事になっている父親共々、ギブソン親子への愚痴をこぼしつつ、自分はケガさえしない様に適当にやり過ごす気満々のアレックスだったが、トイレから戻って来ようとした際、病院を抜け出してきたギブソンに遭遇。病院から連絡を受け、血相を変えてやってきた関係者の口からギブソンが実は心臓病で早急に手術を要する体である事を知ってしまう。マウンドへ上がるつもりはないものの「母国の誇りをかけて必死で戦っている仲間達をせめて声の届くダッグアウトから励ましてやりたい」と言うギブソンの言葉に、まるで必死になど戦っていなかった自分の愚かさを恥じたアレックスは目の色を変え、5回裏の先頭打者として打席に入るのだった。

 かなり前から立っていたアレックスのヘタレ解放フラグがようやく実を結んだ。予想通りのベタな展開だが、こんな所で無駄に意表をついても仕方ない。ギブソンの目にはあの劣勢ぶりでもアメリカナインは決勝を必死で戦っていると映っていた様で、球場へ来たのも「喝!」入れの為ではなかった訳だが、唯一、喝を入れるべき対象であるアレックスとあのタイミングで鉢合わせたのは、正に僥倖と。アレックスがヘタレモードである事を認識しているキブソンとは言え、「必死で戦っている仲間達」と言う言葉に恐らく他意はなかったのだろうが、結果的にアレックスの心には深く突き刺さったらしい。しかし、アレックス一人が覚醒しただけで眉村が火だるまに遭い、5点差が一気に縮まってしまうと言うのは不自然な展開であって、やはり、眉村に何らかのアクシデントが発生する可能性が高いのではなかろうか。

「メジャー」吾郎・寿也激闘編 7th.Inning

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