December 10, 2006 22:20
海堂出身の限界!? 眉村、よもやのヘタレモード! / 今週の「MAJOR」
一向にプレッシャーから立ち直れない眉村はJr.に対しても、初球から大きく外れたボール。才能だけでこなしてきた中学時代,圧倒的なチーム力をバックにマニュアルに従っていれば甲子園でも楽勝だった高校時代,プロに入ってからも優勝とは縁遠い横浜に所属しており、前回の登板も他人の作ったピンチでのリリーフと、眉村は今まで本物のプレッシャーを体験してきて来なかったのではないかと思い知る。早くもベンチを出た大木さんは主審の下へ向かい、投手交代かと思いきや、ボールの判定が辛いと抗議をかまし、この隙に眉村の緊張をほぐせと寿也に指示する。しかし、眉村はコーチからも言われた事のある海堂からは本物の怪物が生まれないと言う言葉を痛感していた。海堂出身者からは超一流の選手は生まれておらず、それはこういう場面でいつもの力を出せるスキルを学んでいなかったからだと言う。学んではいたが、所詮、机上の空論であり、吾郎の様に実際に逆境や修羅場を経験し、克服してきた者だけが得られるスキルだと…。小粒な自分が急に無理をしても、この場面は大き過ぎた…と降板を願い出る眉村に対して、寿也は激高。様子を見に来た大木さんには、眉村に続投の意思があると勝手に伝えてしまい、海堂に今まで、超一流がいなかったなら、自分達がそうなればいいと言い放つ。海堂を出た事に誇りを持つ寿也は自分の弱さを認めるのはいいとしても、それに立ち向かわないのは海堂の所為ではなく、自分の所為だと、眉村を突き放すのだった。弱さを認め、怖さを知った技術のある投手ほど、手強いものはないと言い残された眉村の目の色が変わる。果たして、このピンチを切り抜ける事が出来るのか!?
予想以上にヘタレモードだった眉村に活を入れたのは、何と寿也。同じ海堂出身の寿也からしてみれば、間接的に「お前も超一流になれやしない」と言われたも同然なんだから、そりゃ怒るよな。実際、寿也の方が眉村よりは修羅場を潜ってるだろうし…。寿也が眉村を諭す図と言うのは、これまで想像だに及ばなかったので、何だか新鮮。高校時代もあまり強い結びつきは感じられなかった二人だっただけに今回のやり取りはちょっと良かったね。それにしても、寿也曰くボール自体は来ている眉村がJr.との打席中に精神面でも立ち直ってしまったら、この後、どうなってしまうのだろう。立ち直っておきながら、なおかつ打たれる…なんてのは寒い展開な訳だしなぁ。ここでJr.を抑え、0点で切り抜けてしまったら、この3点を縮めるには、やはり、眉村にケガさせるしかなくなる様な気も…。
メジャー 吾郎・寿也激闘編 1st.Inning
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