October 09, 2006 11:11
バレンズエラ、悪夢の大炎上! アメリカ、一挙9点奪取で逆転勝ち! / 今週の「MAJOR」
「親父が体を張って見せたかった野球の母国アメリカの誇りを
世界に示せないままゲームセットはねぇ!!」
見事な投球でシルヴァを退け、大ピンチを脱したギブソン。Jr.は父の容態が気になって仕方のない様子だが、ギブソンは病に冒されている様子など微塵も見せず、9回の先頭打者であるJr.に支度を促すのだった。ベネズエラの守護神・バレンズエラを前にして、打席に立ったJr.に対して、熱い声援が飛ぶ。ファンに火をつけ、最早、ベンチにもすかした雰囲気はなくなっていた。この空気をギブソンが呼び込んだ事を肌で感じ、ようやく目覚めたJr.はこのままでは逐われない ライト線へ二塁打。続くバッターもショートへの内野安打で出ると、ボルテックが右中間突破のタイムリー二塁打を放ち、1点差。デービスが歩いて、満塁となった所で、シーザーがきっちり犠飛を打ち上げ、ついに同点。更に、アレックスも四球を選んで、再び満塁とすると、4番バーンズがバックスクリーン直撃のグランドスラムをぶち込んで、一気に勝ち越しに成功。アメリカはこの後、いつの間にやら、3点を加えたらしく、終わってみれば、9−2の圧勝でアメリカが決勝進出を果たすのだった。
Jr.がようやく父の想いに応える。他のアメリカナインも意気に感じて活躍。しかし、アレックスは四球。何だか松尾さんの様な扱いだ。こいつはギブソンの影響を受けて改心したんだかしてないんだか、はっきりしないんだが、多分、まだなんだろうなぁ。それにしても、またもやボルテックが大活躍。満田氏はボルテック、お気に入りなのか? 私も気に入ってきたが…。一番可哀想なのは、言うまでもなくバレンズエラ。仮にも、メジャー屈指のクローザーだろう? 公式戦でも常に本気のメジャーリーガー相手に修羅場を潜り抜けてきた投手じゃないの? なのに、いきなり6失点(流石に満塁弾浴びてKOだよな? あの儘、9点取られてたら晒し者以外の何物でもない)って、そりゃ、あまりにもアメリカに都合が良過ぎるよ。「MAJOR」ワールドでは、公式戦でもアメリカ人はベネズエラ人をバカにして、いつも手を抜いてるんじゃないのか?
Major―Dramatic baseball comic (53)
ランキング投票にご協力下さい→ 人気blogランキング