August 07, 2006 20:46

ギブソンの登板阻止へ全力投球! Jr.、怒濤のチクリ大作戦! / 今週の「MAJOR」 2

 寿也のタイムリーで勝ち越し点を奪われ、ブラーボはあえなくKO。最後は吾郎が締めて、日本が一足先に決勝進出を決める。ベンチへの戻り際、吾郎はVIP席のギブソンを指差し、ここまで勝ち上がってきた自分をアピール。ギブソンをマウンドに上らせたくないJr.にとっては最悪の展開となってしまった。吾郎との対決は自分にとっても、吾郎にとっても夢であり、ここで手術を受けてしまえば、年齢的にも引退は免れない為、勝負するチャンスは今回しかないと悟っていたギブソンはJr.の申し出を受ける事は出来なかったのだ。そのギブソンが犯されている病は狭心症だった。今まで倒れなかったのが不思議なくらいと診断する医師は早急の手術を勧めていた。アメリカ代表に選ばれ、来季の契約も結んでいたギブソンは薬で何とかしたかった様だが、命より大事な仕事はないと突っぱねられてしまう。どうしてもギブソンの登板を阻止したいJr.はアメリカ代表の監督に対して、ギブソンの病状を密告。ギブソンと話し合おうとする監督だったが、話しても無駄だと察していたJr.は話し合わずとも、ただ登板させなければいいだけの事だと忠告。また、Jr.は吾郎もこの勝負を望まなければ、ギブソンにとってもマウンドに上がる理由はなくなるとばかりに吾郎に対しても密告を図ろうとするのだった。

 Jr.のチクリ作戦が大炸裂。登板を阻止する為に、あらゆる手を尽くすとか言ってた割に、いきなりああも直球な行動に出るとは…。変に回りくどい作戦を重ねるより、逆に清々しさすら感じる。端から見れば、かなりカッコ悪い行動だが、それだけ本気で父親の命を守りたいって事だろう。普通に考えれば、あれが一番成功率の高い作戦だしな。目的が目的だけに手段なんて選んでられないって訳だ。しかし、アメリカの監督はともかく、吾郎にまでチクる必要はあるかね? 監督だけで十分だろう。監督が断固出さないと言えば、吾郎やギブソンの意志なんて及ぶまでもないのだから…。吾郎のモチベーションを下げ、日本の戦力を低下させると言う狡猾な作戦も含まれていたり…はしないんだろうが…。ギブソンの病気は狭心症か。心臓病について詳しく知らんけど、今まで大事に至ってないのに、たった1試合(数イニング)投げたくらいで致命的な事態に発展するものなのかね? 要するに、フィールドの貴公子・三杉淳のタフネスぶりが化け物じみていると言う事なのか? それにしても、ブラーボ、可哀想過ぎる…。とりたてて、有効な攻略法を練られた訳でもなく、ただ何となく逆転されてしまった感がたっぷり。ホント、今になってみると、ベネズエラって、かなり優遇されてたんだなぁと改めて思うね。

Major―Dramatic baseball comic (29)

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