July 27, 2006 20:30

ギブソン、謎の難病発覚! Jr.、登板阻止へ必死の抵抗! / 今週の「MAJOR」 3

 ランナーが溜まり、肩も気持ちも暖まってきた吾郎は3番・ゲバラをあっと言う間に2−0と追い込む。後ろに飛んだファールを目で追った吾郎はVIP席からギブソンが観戦しているのに気付き、無様な所は見せられないと、更に、気合いを入れ、ゲバラを空振り三振に斬ってとると、寿也は素早い送球で大きくリードを取っていた二塁走者・メーデンを刺して、このピンチを脱出。一方、吾郎を見守っていたギブソンの背後からJr.が現れる。Jr.はアメリカ代表に選ばれており、ベネズエラ戦ではスタメンサードで出場する事が決まっていた。吾郎が上がって来なければ意味がないと、日本を応援しているギブソンに対し、Jr.はキューバを応援すると言う。日本が相手でなければ、決勝でギブソンが投げる必要はないからだと…。たとえ、日本と決勝で当たる事になっても、ギブソンの登板阻止へあらゆる手を尽くすと…。そんなJr.に対して、吾郎との約束を果たす事が精算すべき最後の仕事と思っていると言うギブソンは全く相手にしない。Jr.のこの態度の裏には、ギブソンが決勝のマウンドに上がる事は生命の危機に関わる事を意味するからだった。憎んでいるとは言え、たった一人の肉親がむざむざ命を落とさせる訳にはいかないと説得に走るJr.だったが、そんなJr.の想いも虚しく、日本は寿也のタイムリーでついに勝ち越しに成功。決勝進出を目前にした日本を目の当たりにしたJr.はギブソンに手術を受ける様に勧めるのだが…。

 今回、一番ショックだったのは、ギブソンが生命の危機に晒されている事……などではなく、メーデンが「わわっ」とか言って、寿也に刺された事である。ああ、初回はあんなに凄かったのに、どうしちまったんだよ、メーデン。ここにきてギブソン親子の深刻な話が始まり、決勝点もハイライトの様な扱いで入ってしまうなど、もう完全にキューバ戦はどうでもいい扱いになってしまい、実に残念だ。ブラーボの3種類のカーブも真に攻略した感触がゼロなんだが…。残念と言えば、寿也のお膳立てをする二塁打を放ったのはハマのスペランカー・三田村。三田村は先頭打者であり、つまり前の回は松尾さんが凡退して終わった事になる。2打席連続で松尾さんが凡退,三田村がヒットと、地味に松尾さんいびりが続いていて、何とも欝展開。コジローも完全に存在感を失ってしまったなぁ。さて、ギブソンの件はまぁ、それなりに衝撃的。茂治の命を奪った男がその息子を相手に、今度は自分の命を懸ける訳で、一見熱い様にも見えるが、個人的には万全の状態での真っ向勝負を望んでいただけにこの展開は非常に残念。とりあえず、この様子だと、ギブソンは先発登板せず、吾郎とクローザー対決になりそうな気配だ。Jr.よ、そんなにギブソンの登板を阻止したければ、ベネズエラ戦で八百長かましてアメリカに敗北をもたらした方が簡単だぞ。それにしても、マウンドに上がると死ぬかもしれない病気って一体何さ?

Major―Dramatic baseball comic (28)

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