July 14, 2006 06:43
佐藤兄妹の電話交信発覚! 寿也、「美穂効果」を遺憾なく発揮…? / 今週の「MAJOR」
日本 vs キューバの試合をスタンドから見ている美穂に対し、清水が飲み物を持ってやってくる。寿也を発作に追いやったショックで日本へ帰国しようとしていた美穂を追い、空港へ向かった寿也達は結局、美穂を見つける事は出来なかった訳だが、試合を控えている吾郎と寿也をホテルへ戻し、一人で空港での張り込みを続けていた清水は。案の定、急のチケットを確保出来なかった美穂とのコンタクトに成功していたのだった。清水は寿也がもう大丈夫である事を伝え、ホテルへ戻る様に説得すると、吾郎を通して、寿也へ連絡。また発作が起きる可能性を危惧して、今は会う気がないとしながらも、とりあえず、日本での連絡先は教えて貰えた事で安堵した寿也はホテルにいる美穂へ電話をかける。両親に捨てられた事に関して、美穂には何の罪もないと分かっていると伝えるも、寿也自身、発作再発の可能性を完全には否定出来ない上、今はトラウマとではなく、グラウンドで戦わなければならない状況である事を自覚している為、やはり、直接の対面は先延ばしに。しかし、姿は見えなくても妹が近くで応援してくれていると思えば、それだけできっといつも以上の力を出せる、と美穂に球場に見に来て欲しい事と頼んでいた。そんな寿也の好守等に加え、岩井−馬場と繋ぐリレーで日本はキューバ打線に追加点を許さず、キューバの先発・ブラーボも得意のカーブで日本打線を翻弄し、1−1の儘、試合は8回へ突入。1点先に許した方が負けと言う試合展開で日本ベンチは3番手として、ついに吾郎を投入するのだった。
こういう展開ならば、時系列順に描いていけばいいものの、わざわざこのタイミングで美穂との回想を差し込むのか、その意図がさっぱり分からない。時系列をシャッフルした事による効果が全くな感じられず、寿也に対する美穂効果もかなりとってつけた感じ。当初、実は帰国せずに観戦しに来ていた美穂の姿を試合の最中に寿也が気付いてしまう…と言う方針で進めていた所、発作再発の可能性がある状況で能動的に球場に来る様な行為はあまりにも迂闊過ぎるのでまずいと気付き、急遽、変更した…とか、そういう事だったりするのだろうか? 初回はなかなかスリリングな展開だったが、あまりにも中盤を端折り過ぎて、スコアの割には緊張感に欠ける中、ようやく吾郎が登板。ここで投げてしまうと言う事は、決勝で吾郎とギブソンと先発同士で投げ合う展開は消滅と見て良さそうだ(先発は眉村と予想)。先発と抑えじゃ、条件が違い過ぎて、吾郎 vs ギブソンの図式が作りづらいのではないかと心配なのだが、実はキブソンも抑え起用だったりするのだろうか?
Major―Dramatic baseball comic (26)
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