June 29, 2006 22:45
名手・川相、芸術的犠打炸裂! 英智、怒りの決勝アーチ! / 今日のドラゴンズ
◆S4−6D◆
中日における名手・川相の存在意義を完全粉砕する落合監督のやり口にナインの不満は鬱積する一方。いつ内紛が勃発してもおかしくない状況である空気を流石に感じ取ったか、この日の落合監督はヨン様(自称)をスタメンから外したものの、だからと言って、名手・川相をベンチに追いやる事に何ら変わりのないオレ流大チョンボ采配を敢行。やりきれない思いに駆られる中日ナインは案の定、大苦戦を強いられるが、この日も川相がフル欠場に追い込まれる様な事があれば、内紛勃発は時間の問題と言う危機感から、何とか川相を引っ張り出すべく粘りに粘り、延長に持ち込む事に成功。そして、迎えた10回、ヤクルト3番手・木田画伯に対して、先頭の森野がセンター前ヒットで出塁。ここで落合監督はようやく重い腰を上げて、名手・川相を代打に起用。球場にいる誰もがバントと信じて疑わないプレッシャーの中、川相はいともあっさりと初球を一塁線に転がす職人技をまざまざと見せつけて、前人未踏の通算犠打記録を531と更新。この後、二死一、二塁と木田画伯を追い詰めたものの、オチョアがファーストへのハーフライナーに倒れて、二者残塁。それでも川相がいる以上、まだまだ勝機は十分にあると思われた。しかし、その裏、落合監督は何と名手・川相を守備に就かせずにベンチへ下げると言う信じられない特大チョンボ采配を敢行。万に一つのミスも致命傷となる延長でしかも先攻であるにも拘わらず、ここで川相を無為に下げてしまったのは果たして、大チョンボなのか、嫌がらせなのか…。指揮官の乱心により、この試合は2度と川相に頼る事が出来ないと言う絶望的な状況に追い込まれた事で失意のどん底に叩き落とされた岩瀬はいきなり先頭の寿司職人ラミレスに痛打されるなど、サヨナラのピンチを迎えたものの、何とか無失点で切り抜ける。すると、続く11回、川相との対決で激しく疲弊した木田画伯に対して、谷繁がレフト前ヒット。ここで英智が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ4年ぶりとなる2ランを浴びせて、勝ち越しに成功。その裏、マウンドに上がった鈴木も一発が出れば、同点と言うピンチを背負ったものの、辛くも凌いで、この3連戦勝ち越し。川相が芸術的犠打を決めたものの、その空気を落合監督が台無しにしてしまったのは何とも気がかり。内紛勃発寸前の一触即発状態は依然として続いていると見て良さそうだ。
ランキング投票にご協力下さい→ 人気blogランキング
- ブログネタ:
- NPB ! 中日ドラゴンズ に参加中!
トラックバックURL
トラックバック一覧
コメント一覧
延長という空気の中、初球を決めるって、やっぱりすごい。
……しかし、本当になんで守備につかせなかったんですかね。
本当に不思議です。
主砲・原さん(HN、間違ってたらすいません)の川相を猛プッシュ全開の姿勢が大好きです。こんなふうに完全に一人の選手の立場を中心にレポートするのもおもしろいものですね。すごく選手への愛着が感じられて読んでてかなり楽しいです。嫌味ではなく。
川相・・・本当に渋くていい選手です。中日きてよかった。彼の場合球場での掛け声も「かっとばせー川相!」じゃなく「しっかり送れ!川相!」ですからね。ファンすらもバント決め付け。正に職人芸です。守備も光る。
主砲・原さんは巨人ファンなんですよね・・?むしろ川相ファン的な発言が多いので最初勘違いしてたのですが。僕はアンチGでHPでも相当ひどいこと言ってるんですが、まあその辺りはテキトー流していただいて、どうぞよろしくお願いします。
打倒!奈良原!
少しでも打順の遠い川相の所へ投手を入れたかったって事なんでしょうけどね。
勝ち越した後、ヨン様(自称)がセカンドに入ったのも、何か陰謀めいたものが…(^^;)。
>酔いどれ神父さん
はじめまして、コメント有難うございます。
藤田巨人はこよなく愛している私ですが、現在、巨人ファン休業中状態です。
茂雄第2次政権で金満大補強が始まった辺りから巨人離れが進み
川相放出と言う決定的事件以降、巨人ファンを名乗ってはいません。
少なくとも巨人よりは、遥かに川相の方が重いです。
見限った訳ではなく、戻れるものなら戻りたいのですが、この期に及んで小関やらキムタクやら
果てはアリアスまで獲って、若手の芽を摘みまくってるので、今年も戻れそうもないですね。
では、今後共、宜しくお願い致します。