June 21, 2006 23:56
アグレッシブ野球炸裂! 試合巧者・キューバに日本バッテリーたじたじ! / 今週のMAJOR
キューバの秘密兵器・ブラーボの3種類のカーブの前に初回の日本はあえなく三者凡退に倒れてしまう。その裏、日本の先発マウンドに立ったのは左腕・岩井。この日の岩井は、寿也曰く自分がミスリードさえしなければ、ブラーボと五分に渡り合えると確信出来る程、好調な様だ。これに対して、キューバのトップバッター・メーデンは初球から三塁線へセーフティバントを敢行日本内野陣は。キューバの足を使った攻撃を警戒し、浅めに守っていたにも拘わらず、それでもメーデンの俊足に及ばず、内野安打を許してしまう。いきなり俊足を見せつけられ、続く2番・エスピノーサの打席での二盗敢行を警戒する寿也だったが、エスピノーサはきっちり犠打を決めて、一死二塁。それでもメーデンへの警戒を緩めない日本バッテリーは二塁へ偽投を行うなど、メーデンを牽制。これを見ていたキューバの監督は、いくら牽制を入れようと怖じ気付きはしないと不敵な笑みを浮かべる。日米のマスコミからパワー不足,スター不足を補う為のスモールベースボールと過小評価されているが、キューバの野球は足を積極的に使っているからと言ってもはただのスモールベースボールなどではなく、攻撃的なアグレッシブベースボールだと言う自負を持っていたからだ。ここでメーデンは三盗を敢行。刺せるタイミングと思われたが、援護の空振りをした3番・ゲバラの大きなフォロースルーによって、視界を遮られた寿也の送球は大きく逸れてしまい、メーデンは三塁を陥れる事に成功。日本ベンチは守備妨害と抗議するも、一連のスイングの動作であるとして、却下されてしまう。キューバの試合巧者ぶりに日本ベンチは不安を隠せない。
ついこの間まで真っ黒に染まっていた寿也はすっかり元通り。果たして、D.マッケンジーはDHくらいで出して貰っているのか否か…。日本先発の岩井は、石井一モデルな訳だが、ここに来て、石井一を送り出さなければならないとは何とも頼りない。吾郎がいるんだから、眉村は先発で使うべきだったんじゃないかねぇ。どうでもいいが、メーデンって、何だか「ONE PIECE」のカクに似てるよな。ルックスもそうだが、寡黙な仕事人っぷりと言い…。いやぁ、非常にどうでもいい話。この後はスクイズや犠飛、あるいはただの内野ゴロとか、タイムリー以外の渋い形で先制点が入りそうな予感。寿也は気負っていると、空回りするタイプ(特に、吾郎不在時)だが、果たして、メーデンを止められるのか!?
Major―Dramatic baseball comic (23)
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