April 20, 2006 22:10
汚された殿馬の過去! 「秘打・別れ」の感動台無し!? / 今週の「ドカパロSS」
バックスクリーンへ飛び込もうかと言う打球をアストロ超人顔負けのスーパープレーで捕球しながら、その儘、バックスクリーンへ体ごと飛び込んでしまった義経。打った武蔵はホームランと大喜びだったが、丹波塁審は捕球した事を確認出来ていないにも拘わらず、アウトの判定。義経がバックスクリーンへ落下した段階で捕球か落球かは関係なくホームランと解釈する者,落下しても捕球しているならアウトだが、バックスクリーン付近の四国応援団が沸き上がっていた事から義経は落球して、こぼしたボールをすかさず拾い上げたに違いないと推測する者など、それぞれの反応を見せたが、バックスクリーンからのカメラ映像により、義経は着地に失敗して転倒したものの、ボールはこぼさずにいた事が証明された。また、主審により、体が落下したらホームランになるのは1978年までで、翌年からアウトと改正された事が説明され、義経の超美技は正真正銘のアウトと認められる事になり、武蔵は呆然。この超人プレーにより、場内は東京ムードになりつつあり、その裏の攻撃はクリーンアップからと言う事で一気に流れを引き寄せたい所だったが、微笑はあえなく空振り三振。山田がレフト前へ軽打したものの、土井垣,星王と連続三振。更に、不知火は5回も山岡,サル,義経と三者三振に斬ってとり、5回まで13三振。里中の持つ20三振のパ・リーグ記録が視界に入ってきたが、果たして…!?
捕球した儘、スタンドに落下した際のルール改正について、水島氏は知っていた様だが、はっきり言って、主審の説明は作品的には大チョンボである。そう、「1979年から」と言うくだりだ。ここで具体的な改正年を言ってしまった事により、明訓−土佐丸の選抜の決勝戦が1978年以前のルールが適用されていた事を明言してしまったも同然なのだ。しかし、リアルタイムに時間が流れる様になってしまった「ドカパロ」から逆算すると、あれは1993年の話になる訳で、そうすると、殿馬の「秘打・別れ」は犬神の執念のプレーにより阻まれ、劇的サヨナラアーチはなかった事になってしまうではないか。今回、犬神が妙に必死だったのはその所為か?(と言っても、今回の様子を見るに、犬神はルール改正については把握していた様だが)。しかし、実際にはサヨナラアーチになっている訳で、つまりは審判の大チョンボにより、土佐丸は優勝を逃したと言う事に…。こういう事態を生むから、わざわざ具体的な改正年を記したりせずにお茶を濁しておけば良かったものを…。しかし、あえて好意的に解釈してみよう。
「ドカベン」と「ドカパロ」は全く無関係と水島氏自ら改めて証明してくれたのだと!
な〜んだ、関係がないなら気にする事ぁないよな。所詮、「ドカパロ」は「ドカベン」のパロディ漫画でしかないんだから、関係なくて当たり前か。「ドカパロ」界において、明訓は選抜の決勝戦であんな勝ち方をしていないに違いない。下手すると、土佐丸が相手ですらなかったかもしれないな。それにしても、義経は2打席目も山岡レベルの扱いであえなく空振り三振するなど、攻撃面では全くいい所なし。また、折角、山田が珍しく軽打で繋いでくれたのに、「オレも続くぜ」と言いながら、1コマで三振する土井垣の相変わらずのインケツぶりが素敵だなぁ。不知火の20三振への挑戦が始まった…訳だが、水島キャラの記録を水島キャラが塗り替えるか否か…なんて話の一体どこが面白いのか!? 更新出来ても出来なくても、トップに君臨するのは水島キャラ。実在選手の記録を無駄に塗り替えまくったから、もう水島キャラ同士で記録更新をし合わにゃならん訳だな。まったく水島氏の自キャラ礼賛モードはいつまで続くのか…。
Story
水島新司原作の国民的人気を誇るスポ根TVアニメシリーズの第26巻。奇跡の連覇を達成した明訓ナインは、それぞれの事情から野球を続けるか悩む。第126話「死神ボール!山田を襲う激痛」から第130話「守れるか!明訓二...(詳細こちら)
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