April 02, 2006 12:25
第10話「逆転のメッセージ」 / 今週の「プレイボール2nd」
「ミート、ミートって、まるでお題目だなって…」
百瀬のチェンジアップ(スローカーブ?)対策が見出せず、取ってつけた様な助言しか送れない事に苦笑いするなど、いつになく弱気な発言をしてしまう谷口の様子はいかに深刻な状況かを物語る。しかし、この状況を打開したのが、すっかりスコアラーとしてのスキルを発揮しまくっている半田と言うのが熱い。そもそも、川北高は百瀬対策はチェンジアップ(スローカーブ?)攻略が最重要課題である事くらい分かってた筈だろうし、解釈に戸惑う様なノートをただ渡すよりも、打者の立ち位置が攻略の鍵だと一言、教えてやりゃ済んだ話だよな…。因みに、背中から来る変化球に対して、投手寄りに立って死球の可能性を高めるってんならともかく、内に食い込んでくる変化球に対して、捕手寄りに立って、体に当たったとしても、ベースを通過した後だから、死球にはならず、ストライクと判定される筈なんだがなぁ…。と言うか、あれだけキレがあるんだったら、少々外から入ってくる球道で打者に当たらない様に投げても簡単には打たれないんじゃないの?>百瀬
あと一人と言う絶体絶命の場面で二塁まで行けたかもしれない打球を放ちながら、一塁にヘッドスライディングかましてしまう太田が妙に可愛い。しかも、恒例のほんわかBGMまで流れてしまい、ついさっきまでの緊張感が嘘の様なほんわかムードに…。打球を追ってベンチに突っ込んでも平気な顔の不死身ぶり…と思いきや、実はあとでぶっ倒れる程のダメージを負っていた倉橋も熱かったのだが、その後、全然ダメージなど残っていないかの様に普通〜に打席に入って、普通〜にヒット打ってしまったのは釈然としないねぇ。これじゃ、あのぶっ倒れたシーン必要だったの?と思ってしまうではないか。最後の最後で決めたのは中山(谷口の本塁寸前の転倒の所為でおいしい所を持っていかれてしまった感はあるが)。谷口とのアイコンタクトで平常心を取り戻したり、今までの確執が嘘の様に倉橋から期待を寄せられる辺りも、燃える展開だった。それにしても、相変わらず、ちばあきおの主人公チームの疲弊度は凄まじい。野球って、こんなに全員が揃いも揃って消耗する様なスポーツじゃないんだけどなぁ(^^;)。先日のセンバツの早実−関西とか見ても分かる様に15回引き分けで翌日に再試合やっても、ぶっ倒れる選手なんかいない訳で…。練習しまくってる割には、一向にスタミナつかないよね、こいつら…。谷口もサッカー部時代に見せた無尽蔵のスタミナはどこに行ったんだろう?
プレイボール 第4巻 大飛球のゆくえの巻 (4)
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コメント一覧
高知出身ですが
今住んでる所は墨谷二中のイメージとなった、
墨田区に住んでるんですよ。
>野球って、こんなに全員が揃いも揃って消耗する様なスポーツじゃないんだけどなぁ(^^;)。
ぷぷぷ、言えてる♪
子供の頃から「こんなに疲れるものか?」と思ってましたよ。
あとアウトは全てファインプレーばかり。
真っ正面のゴロとかイージーフライは極端に少ない。
いま見てもおもしろいマンガです。
確かにルール上はストライクコースの球は、バッターに当たってもストライク。
でもレーザー測定しているわけではない。審判は人間。
ストレートならともかく、角度のあるカーブがバッターに当たれば、デッドボールと宣告することもあるでは?
抗議が通るかどうかは判りませんが、一度でも通してしまったら、その試合はずっと同じ判定が下り続ける事になる。
バッターが明らかにボックスからはみ出しているんでなければ、抗議が通らない可能性だってゼロではないでしょう。
多分こんな要素が加わって、百瀬は投げ辛くなっているんだと思います。
と言うか、そう思う事にしています。(強引だったかな?)