March 29, 2006 20:49
鉄仮面・眉村、容易くピンチ脱出! / 今週の「MAJOR」
プレッシャーで浮き足立つ日本ナインのまずい守備により、無死一、二塁となった所でドミニカは手堅く送りバントに打って出るが、眉村の球威に押されて、ピッチャー前への小フライに。これを眉村は川相不在のヘッポコバックなどアテには出来ないとばかりの冷静なプレイであえてショートバウンドで捕球し、すかさず三塁へ転送。更に、ボールは二塁へ送られてゲッツーを完成させ、一転して、二死一塁と楽な場面に…。プレッシャーなどものともしない鉄仮面・眉村はガチガチのナインを後目に続くバッターも空振り三振に斬ってとり、難なくこの場面を凌ぎきるのだった。ミスを帳消しにする眉村の快投にナインもまだいけると言う気力を取り戻す。その裏、大木監督もプレッシャーで普段着の采配が出来ていなかった事を告白し、たとえ敗れても、一発長打などに走らず、コツコツと繋いでいく日本らしい野球を世界に見せつけようと檄を飛ばす。意気に感じた先頭の木端はスモールベースボールを実践すべく、三塁線へセーフティバントを決めると、続く吹留も粘った末に四球を選び、無死一、二塁。このチャンスにコジローの打席を迎えると言う場面でドミニカは満を持して、昨年のメジャー・セーブ王でもある160kmストッパー・ナバーロを送り込むのだった。
危惧していた吾郎の代打起用などではなく、眉村の快投でチームの空気が変わってくれて、非常に安堵している今回。故意にショートバウンドで捕った場面、水島新司なら、安易にトリプルプレーに仕立て上げる確率500%だが、ゲッツーの後、三振と言う辺りがそれなりにリアルで良いね。吹留が現実の福留の様には打たせて貰えずに四球で出塁…と、まるで松尾さんの様なあしらわれ方をされ、最近、めっきり影の薄いコジローに久々の見せ場が…と言う場面で最強ストッパーの登場。まぁ、これを打ってこそ見せ場と言うものだし、ここで打たないと如何ともしがたくなるので、きっと打つだろう。コジローの結果などより、その後、果たして、松尾さんが打たせて貰えるかどうかの方が気になって仕方ない。結局、寿也のサヨナラ打の為の刺身のツマになりそうな予感がありありなのだが…。寿也に回るまでもなく、松尾さんが決勝打なんて展開なら、ちょっと見直すのだが、期待するとダメージが大きくなるだけだろうなぁ。
Major―Dramatic baseball comic (12)
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コメント一覧
(吾郎が出てきた場合は・・・考えたくも無い!)
最強の切り札ことナバーロ・・・ベネズエラのバレンズエラの時と同様に残念ながら160km/hは寿の餌食のフラグが立っちゃうなぁ・・・、
問題は8回裏ノーアウト1,2塁で1番のコジロー。
大木監督がスモールベースボールで戦う気ならこつこつと繋いでいくのだろうで、寿のサヨナラホームランは無くなったようなものだけど、
仮に寿のホームランがあるとしたら
8回裏、コジロー三振、樋口ダブルプレー。
9回裏、光中ヒット、松尾さん毎度の如く四球、(5番三田村でしたっけ)三田村はエラーあたりで出塁、寿のサヨナラホームラン。
う〜ん、この展開は強引すぎるからやっぱりコジローが打って、
そのまま8回で寿の決勝打がでるのかな?