March 16, 2006 19:04

悲劇再び!? またも弄ばれる(?)夏子はんの人生!/ 今週の「ドカパロSS」 1

 今年は例年になくパ・リーグが面白い…………らしい。毎年同じ様な事を言っている気がするが、毎年「今年のインフルエンザは凄い」とか言うのと同じ類のものだろう。この「面白い」とは、究極無比の疫病神に取り憑かれて呪われたリーグであり、新たな亡命希望者や重傷者,大スランプに陥る者が現れる事が予想される為、呪いの実証性と言う点で面白いと言う意味なのか、はたまた、実在選手にとっては全く関係のない話で、自分のキャラだけが無駄に活躍するので水島新司にとってのみ面白いと言う意味なのかは不明。偽バファローズには破戒僧・清原のバッティングを見守るグラサン男が登場。まさか、この人は死んだ筈の仰木さんでは!?と思いきや、中村監督だった。顔を似せられない指揮官はとりあえず、グラサンかけさせて誤魔化そうとする癖は相変わらずの水島氏である。横にテロップが入った為、誰だか分かった訳だが、文字に頼るこの力技はプロ漫画家のプライドを完全に捨ててるよなぁ…。四国では他主要キャラの例に漏れず、「ドカベン」時代の迫力は消え失せ、すっかり雑魚キャラへとスケールダウンした雲竜がらしくない両手打ちで快打を連発するも、チームメイトや小次郎からは里中の生きた球に対して通用するか不安視されまくっていた。一方、悪の温床・楽天ではすっかり忘れ去られていた一球と九郎が殆ど背景同然に登場。実際に焦点が当たっていたのはノムさんで、長髪・ヒゲ禁止指令により、髪を切った岩隈を見て、誰だか分からない…と言うしょーもないネタ。そもそも、茶髪でも長髪でも水島氏の描く岩隈では、背番号を見ないと判別出来ないのだが、これは誰だか分からない理由を髪を切った所為にして、自分の画力のなさを誤魔化そうと言う隠蔽工作なのか?
 東京ではここまで通算134勝していたらしい里中が、今季の目標を16勝(=通算150勝)に掲げ、達成したら、サチ子にプロポーズすると、ついに山田に予告。これにより、このネタは更に今オフまで引っ張る事が確定して、もううんざり…。山田からOKを貰い、とりあえず、外堀を埋める事に成功した里中は婚約が決まれば、結婚は大学卒業まで待つつもりだのと、今後のプロジェクトを語り出すが、16勝した所で、いざ告白しようとしたタイミングで岩鬼とサチ子がじゃれついているのを見て、機を逃し、また次の機会に…と引っ張るのかもしれないと思うと戦々恐々だ。一方、岩鬼の元には、サチ子との出来レースの為に、政略結婚を強いられた悲劇の女・夏子はんから手紙が届いていた。名字が旧姓の「夏川」になっているが、果たして、これが水島氏のチョンボなのか、離婚した為なのか、不明。とりあえず、この点に関して、岩鬼は何も気付いていない模様。小学4年生の娘が女だてらに野球をやっているとか、今年こそ応援にいきたいとか、普通の近況報告が綴られていたが、その中の「会いたいです」と言う一文が妙にひっかかる岩鬼。文末の所にあるシミがどう見ても涙だなどと、断定しているが、「サヨウナラ」の指文字を「アイシテル」と間違える様な岩鬼得意の早とちりの可能性も否めない。果たして、夏子はんは政略結婚に続いて、出来レースを無駄に撹乱し、引き延ばす為だけに、またもや人生を弄ばれてしまっているのか? ともあれ、岩鬼は夏子はんの為に開幕アーチを宣言するのだった。

ヴェルサイユの異端公妃―リーゼロッテ・フォン・デァ・プファルツの生涯
↑政略結婚で検索したら、こんなのが…

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