February 25, 2006 23:18
第6話「疑惑のクロスプレー」 / 今週の「プレイボール2nd」
二死でセンターオーバーの打球が飛びながら、二塁から本塁でタッチアウトと言う大失態を演じた倉橋。相手捕手・西田への抑止力や主審への注意力を促す為に挑発めいた発言をしていたのは分かるが、その意図を味方に隠すと言うか、あえて言わない理由が分からない。3点ビハインドで、身を持って分からせないとダメ…なんて事を悠長に言ってられる状況でもなかろうに、チームに不和を引き起こしかねない行為は理解に苦しむなぁ。ちゃんと伝えていれば、中山がマスクを蹴り飛ばす事もなかったのでは? 松川に対する甘えを許さない厳しい言動など、確かに倉橋は計算した上で動いている事が多い。下手な弁解はせずに、自らのプレーで皆を引っ張ろうとする考え方も決して悪い事ではないが、試合中にそれがプラスに働くとは限らないし、何となく都合よく事が運んでいる様に思えてしまう…と言うのは、ひねくれた見方だろうか。一方、まずいプレー,弱気なプレーに対して、内心では文句を言いながら、上辺では、にこやかな態度の聖陵・西田。思った事をはっきり口にして、決してお茶を濁さない倉橋とは正反対。倉橋がナインからだんだん理解を得ていくのに対して、西田がナインからだんだん信頼感を失いつつある展開も対照的で面白い。今回の試合、勝利への支障となるものが「西田の妨害行為」だったり、「倉橋と三年生の不和」だったり、ストーリー上、間違いなく試合中に解決するだろう…と言うものばかりで、シード校相手に序盤から大劣勢…と言う苦しい試合展開とはあまり感じられず、何となく緊迫感に欠ける気がするなぁ…。それにしても、一塁ベンチ付近へのファールフライを右手でダイビングキャッチし、その儘、空中で反転し、一塁へストライク送球でゲッツーを取ると言う倉橋の超ファインプレー(しかも頭っからベンチに飛び込み、全くの無傷)はアストロ超人もびっくりの神業だな。あまりにもありえないスーパープレーはこの作品でだけはやっちゃいけないと思うぞ…。ところで、聖陵のピッチャー・岩本がずっと誰かに似てる気がすると気になっていたのだが、ようやく分かった。こいつ、キュラソ星人だよ…(^^;)。
プレイボール 第1巻 野球への決意の巻 (1)
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コメント一覧
野球の一般常識から。
ちょっと離塁していたにしても、倉橋の動きを見ていながら、戻りきれないのは考えられません。
前回の倉橋の本塁クロスプレーと言い、本当に野球分かってるの?と
ツッコミたくなる描写が多いのは気になりますね。