February 18, 2006 22:37
ごはん vs 野球 八回戦(その1) / 「中井正広のブラックバラエティ」
このしょーもない番組が「黒ワザごはんオールスターズ」と対決させる為だけにランディ・ジョンソンを日本に呼ぶ…と言う快挙を達成した訳だが、今回の連中のテンパリっぷりは、全然笑えなくてまいったね。マジでテンパってるのか、作ってるのか知らんが、もう見ていてイライラして仕方なかった。遠路はるばる来て、長い事放置されるわ、喧嘩見せられるわ、変なごはん食わされるわで、ランディもお気の毒な事だなぁ。勝俣とハイレグさんのがなり合いは出来レースでなかったとしたら、ランディに凄く失礼だと思うので、出来レースだと信じたい。
さて、皮肉な事に、初めて2試合連続同じオーダーで個々のレベルアップを図る…と言う方針に水を差される形になってしまった八回戦。対ランディ用の緊急オーダーが組まれ、以下の様になった。
壱番:バターごはん
弐番:レトルトハンバーグ残り汁かけごはん
参番:天カス
四番:お酢ごはん
伍番:なめ茸空きビンごはん
六番:マナカナ
七番:ゴマ
八番:水かけごはん
九番:シュガー
投手:トチジ
今回はたった一人が相手なので、「アウト」「ヒット」「ホームラン」の3つの選択肢しか用意されない特別ルール。前回のトップは「なめ茸空きビンごはん」だったが、アメリカ人はバターライス好きと言う単純な発想により、トップバッターに起用されたのは「バターごはん」。ランディはあと29分しかスタジオにいられないと言うのに、史上初めて、全ごはん生調理と言う形で出す事になった。中井監督が「完璧」と称する出来映えとなり、自ら茶碗をランディの元へ。ここで手渡す時に「壱番センター・バターごはん」などと、ポジションをソラで覚えていないくせに、自分で勝手にアナウンスを始めた事から、後続バッターがおかしい事になるのはあとの話。日本食を食べ慣れているのか、無難に箸を使いこなしているランディは、まずはヒットの判定。
「Plain , but good (素朴だけど、おいしい)」
と、まずまずの言葉を貰って意気上がる首脳陣は続いて勝俣コーチが弐番「レトルトハンバーグ残り汁かけごはん」の調理に取りかかる。これまた勝俣コーチが「弐番セカンド・ハンバーグ」とアナウンスして、テーブルへ。日本の子供達を魅了するデミグラスソースはアメリカ人の舌にも合うのか、またもやヒットの判定。
「Good. hamburger good.(美味しいですね。ハンバーガーは良いです)」
と、上々の反応を貰い、一、二塁のチャンス。ここでコンセプト完全無視の邪道ごはん「天カス」の調理にかかる。「天カス」の調理の仕方を忘れて、テンパリまくり、だんだんと不穏な空気が流れ始める。大体、これを「ゴマ」の味加減しか掌握していないハイレグさんに作らせる事自体おかしいだろ。ウダウダとモメているうちにすっかり放置されるランディはちょっと不機嫌そうだ。最後に天カスを入れる際、スプーンを持った右手を左手で叩きながら入れる…と言うフレンチの職人チックな入れ方を試みる中井監督だが、この入れ方に酔いしれてしまい、調子ぶっこいて繰り返した事が後に致命傷になるとは予想出来なかった模様。かくして出来上がった「天カス」をハイレグさんが持っていき「参番ライト・天カス」とアナウンス。ライトは永遠のライパチ「水かけごはん」だっつーの。ここまで10割の成績を残してきた「天カス」だったが、判定はアウトで初の凡退。その原因は…
「Too much a Tempra.Too much in the rice.(ご飯に対して、天ぷらが多すぎ)」
何と中井監督が調子ぶっこいて天カスを入れまくった事がアウトの判定に繋がってしまったのだ。当然のごとく、コーチ陣からは非難囂々だ。ここで七番にまで格下げされていた筈が、この大勝負にはやはり四番と言う事で再び返り咲いた「お酢ごはん」が登場。果たして、中井家の主砲はランディに通用するのか?
<続く>
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