February 12, 2006 00:15
第4話「緊迫のスクイズサイン」 / 今週の「プレイボール2nd」
三年生が慢心しまくって、先制を許す嫌な立ち上がり。谷口の厳しい叱咤により、2回表にして早くも正気に返ったと言うのに、0−1の儘、あっと言う間に9回まで引っ張るとは予想外の展開。早々と気の緩みを取っ払った事で、地力の差を見せつけてコールド勝ちを収めた原作とは、もう完全に別物だ。それにしても、たかだか三回戦進出くらいであんなに慢心するかねぇ? そんなダメ三年生に対しての谷口の叱咤が熱い!
「負けますよ! この儘では…、確実に負けます。去年、僕達が三回戦まで残れたのは勝ちたいと思って力を尽くしたからです。墨高なんかに負ける訳がないと思っていた強豪校相手に一つ一つ必死に点を取ってきたんじゃありませんか! 勝ったのはまぐれなんかじゃありません。今の言問は去年の僕達と同じです!(中略)僕達にとって、今一番の敵は気の緩みです。半田の偵察を無駄にしない様にしましょう!」
どんなに劣勢でも勝利を諦めない谷口にして「負けますよ」と言わしめた事が事態の深刻さを物語っている。しかし、これは偵察結果報告会の時に言っておくべきだったな、谷口よ…。あそこまで初回の1点が重くのしかかるなら、三年生の慢心ぶりは試合中盤以降まで引っ張っても良かったんじゃなかろうか。おかげで、折角の谷口の叱咤が効果覿面に感じられなくて、ちょっと勿体なかった。あれでは初めからまっとうな精神状態で戦っていたとしても、それなりに互角の展開になっていた気がするし…。そんな中、地味に半田がフィーチャーされてるのが、これまた熱い展開。半田の偵察報告は悉く的を射ており、谷口もそれを分かっている所がいい。土壇場でナインが諦めかけている中、まるで谷口の様に試合を捨てずに、相手を冷静に分析出来る半田は果たして、こちらの道に進むべきなのか? さて、今回のサブタイトルは「緊迫のスクイズサイン」な訳だが、それにも拘わらず、スクイズやらないとは思わなんだ…。スクイズ読んでるんだったら、サードにダッシュさせるより、とりあえず、ウエストしろよな>言問バッテリー。最終的にナイン全員が勝てたのは半田のおかげと素直に認める展開もグッときた。ところで、指の手術後、フォーク一辺倒ではなくなった筈なのに、未だに谷口がエース扱いされてる事に何となく理由付けが足りない気がする。それでいて、エースナンバーはしっかり中山が付けてるんだよねぇ…。
プレイボール vol.4
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