February 08, 2006 21:17

ドミニカ、謎の主力温存でベネズエラに敗北! / 今週の「MAJOR」 3

 天童に後を託された吾郎は9回も韓国の反撃を軽く退け、日本は2連勝を飾った。足の方はただの打撲で済んだ天童だが、肘の方は手術が必要との事。38歳と言う年齢を考えると今更手術を受けても無駄だろうし、これが最後の花道になったかもしれないと後ろ向きな天童に、吾郎は年齢のせいにして諦めるより、くすぶった夢があるなら治してまた挑めばいいと手術を受ける様に勧める。ギブソンの様にメジャーでは40歳を越えてもバリバリに投げている選手もいるのだと…。これに対して、背を向けて、立ち去った天童は「生意気言うな、若造」と涙を浮かべながら、呟くのだった。続いて、1勝のドミニカと1敗のベネズエラの試合が始まり、吾郎達は観戦モード。ベネズエラが勝てば、2勝1敗で3チームが並ぶ可能性を残すが、ドミニカが勝てば、日本の2位以内…、つまり、血漿トーナメント進出が確定するとあって、ドミニカを応援する吾郎。ドミニカはエース・モンタナを立て、ベネズエラ打線を翻弄するが、打線の方は主軸が悉くベンチに下がっており、終盤になっても、一向に起用する気配なし。そうこうしているうちに、シルヴァの決勝2ランが飛び出して、べネズエラが勝利を収める。果たして、主力を温存したドミニカの意図はどこにあるのか!?

 やっぱりと言うか、吾郎はあっさり9回を締めて、勝利。結局、安清源の存在意義って、何だったんだ? 一応、寿也のソロだけに抑えてるのだから、それなりに力は発揮してるんだが、もうこいつの名前すら忘れてる読者が大半なんじゃないか?と言うくらい影が薄くなってしまった。天童ははっきり答えなかったものの、この後、手術を決意するんかねぇ。まぁ、どっちにしろ、今作ではもうお役御免だろう。ドミニカ戦に緊張感を持たせるべく、案の定、三つ巴の可能性を残した訳だが、ドミニカの狙いがよく分からない。ベネズエラ同様にアジア人種へ偏見を抱き、日本の決勝トーナメント進出なんて展開はあってはならない…とばかりに日本潰しを図るなら、主力打者だけでなく、エースも温存して、日本にぶつければいいものを野手だけ温存するのが謎だ。この儘いくと、日本がドミニカに勝ち、ベネズエラが韓国に勝ち、日本とベネズエラが決勝トーナメント進出となりそうな予感。ただし、決勝トーナメントでは、ベネズエラがアメリカに敗れる展開は必至だから、シルヴァとの再戦は期待するだけ無駄だろうなぁ。

Major―Dramatic baseball comic (8)

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