February 02, 2006 21:15
義経、まさかの飛行機搭乗! 里中、またもプロポーズに失敗! / 今週の「ドカパロSS」
桜木の真の守備力を感じ取った土井垣はそれを確信に近付けるべく、岩鬼をショートに回し、三遊間へ強烈なゴロを放つ。完全にヒット性の当たりに飛びついた岩鬼だが、触れる事も出来ない。続いて、桜木にも同じ打球を浴びせると、桜木はグラブに当てるのが精一杯。これを見た土井垣は「凄い!」と大喜び。桜木は身長,リーチで遙かに勝る岩鬼が触れる事すら出来なかった打球に追いつける程、広大な守備範囲の持ち主だったのだ。守備固め要員にも拘わらず、エラーが多いと言う実績を見た事でこの結果を予感し、ダメ元の8位でとりあえず確保する事に踏み切った事を明かした土井垣は「あの打球を捕って一塁で刺す事が出来れば、三遊間ヒットが消える奇蹟が起きる」と興奮冷めやらない。練習も終わり、風呂につかる一同。桜木にある程度の目処が立ったとは言え、やはり、義経の事が気にかかる様子の土井垣。再び説得に向かう事も考えたが、山田は1巡目で指名した事で誠意を見せているので、その必要はないだろうと語る。所詮、才能があっても、やる気がなければ伸びようもないと、土井垣も山田の意見を聞き入れるのだった。そして、いよいよ春季キャンプが開始。飛行機で飛び立った義経の向かう先は果たして…!?
桜木の守備に関する先週の予想は完全に的中。飛びつかないとグラブに当てられない様な打球に触れただけで、悉くエラーと記録する様な記録員の目は相当、節穴だな。あとは、打率5割にも拘わらず、スタメンで出られなかった理由が未だにベールに包まれていおり、個人的にはむしろこちらの方が気になる。風呂場で背中を流しに行くだの茶化した岩鬼に対して、何人もの声色を使って、大勢入っている様に見せかけるサチ子の態度が妙に思わせぶりなのだが、非常にどうでもいいシーン。一人で大勢を演じているとバレない程、多彩な声を巧みに使い分けられるなんて、松島みのりにそこまで声のバリエーションがあったとは驚きだ。結局、サチ子の友人とやらは一向に姿を見せず、そもそも嘘だったのか、単に来られなくなっただけなのか、誰も追及しないので真相は謎の儘だ。また、里中がサチ子とのツーショットを狙っていた筈なのに、それも完全にスルーのスカシネタ。何やねん! あと、今回、一番ショックなのが、義経が飛行機に乗っていた事。交通機関を一切使わず、わざわざ徒歩で来るのが義経だろ! まして、高校時よりも過酷な修行を積んでいる筈なのに、そんな文明の利器に頼るなんて…。それにしても、義経の顔のショボい事、ショボい事。義経と言い、武蔵坊と言い、ついでに仙人も含めて、弁慶キャラを今の水島氏の絵で見せられると、本当に愕然とする。かくも水島氏の絵は衰えてしまったのだなと、まざまざと痛感させられるばかりだ。実は、入りたてのアシスタントが描いているのでは?と勘繰ってしまうくらい、今回の義経は酷かった。頼むから、もう弁慶キャラはそっとしておいてくれ。
Story
水島新司原作の国民的人気を誇るスポ根TVアニメシリーズの第7巻。二回戦出場を果たした明訓高校は、ついに宿敵・雲竜のいる東海高校と激突する。第31話「二死満塁・バッター山田!」から第35話「甲子園かけたプレイ...(詳細こちら)
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