January 31, 2006 06:37
第3話「不敵なトラブルメーカー」 / 今週の「プレイボール2nd」
前回はカッコ良かった上級生が、今回は一気にヘタレモードに突入。力のある新入生にレギュラーの座を脅かされ、相乗効果でチーム力もアップ…と思いきや、気を引き締めていたのは、あくまで対内的な話だった。対外的には昨年の三回戦進出ですっかり慢心しきっている様子。それでも、弱小・言問高に対する偵察の必要性や、五回戦進出を目標とする事を谷口に言われて、気を引き締めたかと思いきや、全く効果はなかった様子。中山,山本がヘタレているからと言って、偵察しなければいけないと自覚していた鈴木だけでもちゃんと見ておけよ! 中山達ばかりか、太田や山口らもロクな偵察はしてこなかったり、そのくせ、この日は偵察だけで練習しないと思っていたり、上級生のヘタレぶりに倉橋が激昂するのも当然。これだけ大モメしたにも拘わらず、何ら解決させないで試合に突入してしまったが、それでいいのか、谷口? キャプテンなんだから、あそこで上級生をなだめてちゃダメだろ。まぁ、次回でそのしっぺ返しは受ける様だが…。昨年、自分達がどうやって勝ち進んでいったかを考えれば、こんな所で慢心してるってのは変な話。しかも、昨年、弱いチームが一人の選手によって大きく変わる事だってあるのだし…。そう、昨年の墨高の様に…。川北高戦が途中で切られたり、城東高との練習試合が飛ばされたりしてるから、余計に違和感が伴うんだなぁ。
「一回戦でつまずいたら、最後まで勝ち残るったって、それまでですからね」
「えっ、最後まで…って、甲子園の事を言ってるの、お前?」
「い…、いや、例えばですよ。例えばの話…」
それにしても、墨谷二中出身者同士の会話はどうしてもニヤリとしてしまう。ここでようやく丸井が墨高をすべった件が露呈。谷口はああは言っているものの、まさか本当に転入してくるとは思っていないかも…。谷口と言えば、五回戦進出を目標に掲げたものの、本音は甲子園出場なんだろうなぁ。いや、今からそこまで先の事を考えている訳ではないのだろうけど、ここまで進んだから満足とか、流石にあそこには勝てないだろうとか…そういう諦めの発想は断じてしない男なので、勝ち上がる度、次も勝つ事を目標に…とやっているうちに、気付いたら甲子園に行っちゃったりしそうなタイプだね。
「あ〜あ、約一名、一年生効果のないのが戻ってきました〜」
「鈴木は草野球やっていた半田よりもずっと飲み込みが早いしな」
「しかし、あれ程、進歩のない人物も珍しいねぇ」
「まぁ、確かに半田がいない方が練習ははかどるってモンだ」
相変わらず、執拗な半田バッシングを続ける倉橋。前回、谷口に「野球が出来るだけで幸せと思える奴だっているんだ!」と怒鳴られたばかりなのに、まだこういう事を言わせるか。あれは完全オリジナルのエピソードだったけど、ああいう話を挟んだ以上、その後の倉橋の態度はある程度、改めさせた方がいい様に思うのだが…。中山達への失言はプラスに働けば(結構、マイナスにも働いてる事も多いが)、発奮してくれる可能性もあるのだが、半田への失言は単なる嫌味や皮肉では済まないだろ。少なくとも、半田は手を抜いたり、気を緩めたりしている訳ではないのだし…。その半田、一年に刺激され、不甲斐ない自分に悔しさを見せたり、抽選会や上級生が手を抜いた偵察に行く事を買って出たりと頑張ってはいる。この辺りの行動が果たして、「逃げ」と見られるか否か…。谷口もそんな半田を気にかけている様子なので、やはり、今シリーズでは鍵を握る存在になりそうだ。
プレイボール vol.3
ランキング投票にご協力下さい→ 人気blogランキング
- ブログネタ:
- 最近見たアニメの感想 に参加中!
トラックバックURL
トラックバック一覧
