January 28, 2006 10:03
「しおんの王」
「しおんの王」を衝動買いに近い買い方をした。騙された(笑)。こういう騙され方は「バタフライ」以来…と書くと、どう騙されたか具体的に書くまでもないか。私がこういう買い方をするケースは極めて稀なケース。はっきり言って、今のご時世、こんな事でいちいち手を出していたら、キリがない(^^;)。しかし、その稀なケースに2度も同じ理由で騙されるなんて、何て引きの強さなんだ(+_+)。まぁ、「バタフライ」に関しては本当に騙されたのかどうかまだ確定してない気もするのだが、「しおんの王」は紛れもなく騙された。第一話でいきなり騙された事が分かるので、特定の読者を騙して引っ張ろうと言う意図はなかった様に思うし、その要素はストーリー上、大いに意味があるものなので、特に、不満はない。一方、「バタフライ」はその騙し要素の必然性が未だに不明だ…って、繰り返すが、本当に騙されてるのかさえアヤしい。騙されてるのかどうかで読者を悩ませて、作者は楽しんでるんじゃないかと言う気さえする。騙されたダメージも「バタフライ」の方がでかい。買った際、話の内容が全く分からず、購入動機として騙された部分が大半を占めていたからだ。一方、「しおんの王」は最新巻の帯にキャラクター紹介があったり、各巻の裏表紙に大筋が載っていたりしたのを見て、何となく面白そうな作品と感じ、しかも、ネットでも若干、調査してから購入に踏み切ったので(だから、衝動買いとは言えないかも)、実は買う前から騙される事を覚悟していた。その為、ダメージは小さいし(ただし、騙された事が分かった場面の衝撃は「バタフライ」のそれと比べ、遙かに大きかったが)、実際、ストーリーも予感した通りに面白かったので満足している。完全に翻弄された「バタフライ」も内容は面白かったので、後悔はしていないのだが、実は騙されていなかった…と言う一縷の望みを未だに抱いていたりするのは果たして、往生際が悪いだろうか?
…って、こんな書き方じゃ、分かる人にはモロ分かりだが、分からない人にはさっぱり分からないだろうなぁ。大体、件名に「しおんの王」と書いておきながら、「しおんの王」のレビューなんだか、「バタフライ」のレビューなんだか、単に、私が騙された話なのか分からない。結局、「しおんの王」って、どんな漫画なのさ?って言うと、女流棋士漫画だったりするんだな。えっ、「バタフライ」は? 超アホ毛漫画です(嘘は言ってないよな)。
しおんの王 1 (1)
しおんの王 2 (2)
しおんの王 3 (3)
ついでにこれも貼っとけ(笑)。
バタフライ 4 (4)
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