January 26, 2006 06:20
ノムさん、予告先発撤廃ならず! セ・リーグプレーオフはパ・リーグ形式で!
昨日の監督会議で予告先発の撤廃を訴えたノムさんだったが、バレンタイン監督らのシカト攻撃の前に無惨にも敗れ去った。以前も書いたのだが、私も予告先発は完全否定派なので、何とか撤廃に持ち込んで貰いたい所だったが、監督会議の前日の段階でバレンタイン・伊東・ヒルマンによるノムさん包囲網が敷かれていたので、残念ながら結果は火を見るより明らかだった。会議の場では、ノムさんの意見に反対もせず、感想も言わず、無反応モードでいながら、会議後にベラベラとノムさん批判ってのが、かなり嫌な感じ。そんなに大反対するなら、真っ向やり合って欲しかった。とにもかくにも、バレンタイン監督には予告先発制を存続させたい理由として「ファンの為」と言う事を強調するのは辞めて貰いたい。どう考えても、「自分の采配に都合からいいから」と言うのがミエミエで白々しいし、ファンの大半が予告先発を望んでいる様な言い回しは誤解を生む。予告先発反対派のファンとて、それなりの割合を占めている筈だ。前売券発売時に予告先発するってんならともかく、前日の予告先発で恩恵を受けるファンなんて当日券買って球場に行く人限定の話ではないか。大体、ファンは先発ピッチャーだけで見に行くかどうかを決めてしまうものなのだろうか? 野手やリリーフ陣はどうでもいいの? これも以前に書いたが、あくまでファンの為であって、自分の利害とは無関係だと言うなら、投手でなくスタメン全員予告しろっての。これならば、ファンにとっては予告された状態だが、対戦するチーム同士の駆け引きとしては相手の情報を引き出せない状態でオーダーを提出するのだから予告してないも同然だ。それに予告先発が「ファンの為」だったら、まるでセ・リーグがファンの為になる事をあえてやっていないみたいに聞こえるではないか。岡田監督が交流戦の際、セ・リーグの球場でDH制を採用する案を出したが、結局、「9人野球はセ・リーグのアイデンティティーだから…」と却下された。こんな感じで、「DHや予告先発はセ・リーグと違った個性を出す為のパ・リーグのアイデンティティーなのだ」と主張してくれた方が、まだ潔いと思うのだが…。今年も悪の温床・楽天を応援する気は皆無なのだが、ロッテ戦…いや、バレンタイン戦に限っては、何だかノムさんを応援したくなってきたよ…。
それから、来年実施予定のセ・リーグのプレーオフ案だが、パ・リーグ形式を採用する事になったとか…。これもかなり愕然とするニュース。他に、東西2地区に分ける案や、前年の奇数順位と偶数順位のグループに分ける案も出たらしいが、消去法の末、パ・リーグ形式になったとの事。他の2案がダメだからって、よりにもよって、問題点が浮き彫りになっている今のパ・リーグ形式をあえて採用するとは何を考えているのか。他の2案はダメだし、パ・リーグ形式ではダメなのが実証済だし、プレーオフをやる事自体、考え直すか…って、発想には至らないものか? 大体、セ・リーグには既にプレーオフ制度があるではないか。勝率1位と勝利数1位球団が違った場合に戦うと言うアレ…。昨年だって9月初めくらいまでは、阪神の引き分けが多かった為に、そうなる可能性は十二分にあった訳で…(落合監督が名手・川相を幽閉しまくるオレ流大チョンボ采配を連日の様にかました事で中日が急落し、実現しなかったが)。そのプレーオフ方式でいいやんか…(+_+)。一つだけ救いなのは、ペナントレース1位球団をリーグ優勝とするらしい事だが、そうなると、優勝してないチームが日本シリーズに進出する可能性がある訳で、日本シリーズが日本一を決める大会であると言う前提が覆される事に変わりはないよなぁ。
野村ノート
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